充実感や幸福感と関係のある脳の働き方の接近システム。
この接近システムに入るきっかけは、気分の良さやそれへの期待です。
それらに意識を向けると、接近システムの状態になりやすくなります。
月並みな表現になりますが、「日常の良いところに目を向けましょう」ということになります。
接近システムが働くきっかけ
接近システムは、快を得るための行動を起こさせるときに働く脳の状態です。
快、つまり気分が良いことです。
ですから、周囲に気分が良くなるものが多いと、それらを得ようとする接近システムが働きやすくなります。
気分が良くなるものの例
「気分が良くなるもの」といっても、特別なものである必要はありません。
例えば
- 朝起きた時の布団の中の温もり
- ほほに感じるさわやかな風
- 日常のちょっと面白い出来事
- 周囲にある不思議なもの
- 朝コーヒーを飲んだ時のホットした感じ
- 人のやさしさへの感謝
そういったものです。
気持ちの良さだけではありません。
- 面白さ
- 幸福感
- 好奇心
- リラックス
- 喜び
などでもよいのです。
そういう気分の良さをどうすると得られるかにも気づきましょう
- お風呂に入るとホッとする
- 布団の中にいると幸せを感じる
- 伸びをするとすっきりする
などなど
日常にあるそういったものを多く見つけて、その気分の良さを味わうように心がけると、接近システムが働きやすくなります。
気分の良さをしっかり感じる
快がなければ、接近システムがはたらくきっかけがなくなってしまいます。
気分がよくなるものを見つけたら、しっかり味わいましょう。
その気分のよい感覚を体が覚えると、快に向かう接近システムが働きやすくなります。
快が見つからないときは、まず回避システムから抜ける
回避システムの状態が続いていると、気分の良いことがなかなか見つからないと思います。
気分の良いことに気づきづらくなっている時は、まずは「嫌がっていること」を減らすことが必要です。
これらを整理すると、「嫌なことに目を向けず、良いことに目を目ましょう」という、とても普通の教えになるのですが、幸せに生きるためにとても大切なことです。
そして、良い気分をしっかり味わい、イヤなことはさっきと忘れるのも大切ですね。
気をつけないと、これとは逆の「イヤなこと反芻して何度も噛みしめる」ということを、私たちはしがちです。
