「私が、私が」という考えは、脳の状態を悪くするのだそうです。
自分の体の状態を観察していると、「なるほどな」と実感として感じられます。
こんな本を、読んでいます。
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依存について、マインドフルネス、行動分析、脳科学を中心に説明している本です。
少しブッダの教えもでてきます。
この中で、「私が、私が」と考えていると時の脳の状態を調べると、雑念に満ちている状態とよく似た状態になり、心も体も硬い状態になるということが書かれています。
「私が、私が」と言うのは、
- あいつは、間違っている!
(私が正しい!) - これじゃ、私が損するでしょ!
- あ~、(私は)どうなるんだろう?!
- 絶対、勝つんだ!
(私の望む結果を得るんだ!) - あの人は、私のことをどう思っているんだろう?
といった類の考えです。
SNSなどで「いいね」が気になるのも「私が、私が」です。
他人と自分を比べるのも「私が、私が」です。
このような自分の考えや自分の評価、自分のこれからのことに意識が向くと、脳の状態が悪くなるようです。
つまり、自分に意識が向くと、脳が良い状態ではなくなるということです。
「感情をしっかり観察するコツ」を繰り返していると、考えている内容ではなく、体の感じでなんとなくわかります。
自分に意識が向くと、どこか心や体に力が入るというか、ピリピリした感じがします。
先程の本の著者はマインドフルネスのトレーニングを続けてきて、この感じをはっきりとわかるようになったのだそうです。
それによって、依存症の臨床医でもある著者は患者との関係が良くなり、かんじやあの回復もよくなったとありました。
私も心を見つめるようになってから、人間環境がとても良くなりました。
このような自分に意識がむことを、仏教では我執(がしゅう)と言うのだそうです。
などと考えていると、我慢というのが我執と関係があるという記事を見つけました。
人生を良くしていく我慢と、人生を苦しくする我慢の違いを理解するヒントになりそうです。
仏教の教えにも興味が湧いてきました。

