辛い経験をしている時に人に相談できると、新たな気付きを得られたり心がゆるんだりします。
でも、目の前の問題に悩みが深くなってくると、相談しづらい気持になったりします。
その場合、どのようなことが起きているのでしょうか?
この記事では、悩みに関するも気持ちを中心に考えます。
- 自分の悩みは特殊で、理解が得られない
- 人の意見が不適切で不愉快
- 人に干渉されたくない
- 自分のへの批判を受けそう
- 悩んでいる姿を見せたくない
- 悩みに付き合わせるのが、申し訳ない
- 心配させたくない
これらの気持ちにさせる心としては以下が考えられます。
- 特定の考えにしがみつき 、柔軟性を失っている状態
- 人からの承認や許可が欲しい気持
- 自分の弱さ、みじめさを認められない気持
- 自分や他人への不信
- 他人への遠慮
これらによって人に相談できないのはよくあることですが、良く考えてみると、これらは問題解決の役にたちませんし、自分の心の快適さにも役に立ちません。
こうなってしまうのは、どれも「みじめさを感じることへの恐れ」からくるもので、建設的な考えや本当の希望からくる考えではないからです。
恐れから解放され、これらの考えから影響を受けない状態になれば、改善します。
ちょっと違う視点で考えると、人に相談したいのにできないとすれば、「他人へ依存したい気持ち」と「助けてもらえない不信」が共存している状態であることに気付きます。
心細いのに誰にも相談できないのも同じ状態です。
わかりやすく書くと以下のようになります。
- 依存的な気持ち
理想的な人格者なら、xx して助けてくれるはず - 他者への不信
でも、あの人は気が効かないから、きっと不愉快になる
のような心の状態です。
依存的な気持ちは、心細さ、自信の無さ、みじめさなどからきます。
そして、悩みが深くなるとこの依存的な気持ちは強くなっていきます。
依存したい気持ちが高まると、他者への不信・不満が高まります。
依存したい人の理想像がどんどん高くなり、周囲の人がそれにくらべて不適切な人に見えてくるからです。
そして、悩むことで心の柔軟性を失っているので、自分の不自然な考え方に気付けなくなります。
これによって、相談できる人の条件や、人の応対に満足できるが狭くなってしまいます。
つまり、条件が厳し過ぎて、その条件に合う人がいないように感じられ、「相談できる人がいない」と感じるようになります。
悩み苦しんでいると、自分の考えやプランについて、周囲からの賛成が欲しくなって、自分の正しさを必要以上に説明したい気持ちになることがありいます。
これも依存的な、心細さや自信の無さが関係しますが、渦中にいると気付きづらくなります。
周囲から見ると、独りよがりで頑固に見える状態なので、周囲の人は相談にのりづらくなります。
相談しづらい環境を、自分で作ってしまっています。
本来、相談する主な目的は、以下のようなものになると思います。
- 自分の困っている気持ちに共感を得て、心が軽くなること
- 自分の考えについて、見過ごしていることや勘違いに気づくこと
賛成を得ることに力を注ぐと、これらができなくなります。
この依存的な「賛成を得たい」気持ちが強くなってくると、以下のようになる場合があります。
- 自分の困っていることへの理解や共感の言葉が、自分の能力の低さやみじめさの指摘に聞こえる
- 相手がこちらの考えを深く知るために発する質問が、自分の考えへの不信や批判に聞こえる
こうなってしまうと、本来の相談のメリットを得らないばかりか、人は離れていき孤立していしまい、さらに相談が難しくなります。
悩みにどっぷり浸かっていると、自分がこの状態であることに気付かず、周囲には無神経で無知、無能な人ばかりのように感じます。
特に配偶者や親兄弟、恋人、親友などの大切関係の人に、無神経さ・無知さ・無能さを感じる場合は依存です。
これは、本当は助けてほしい気持があるのに、素直になれない時に感じるものです。
無神経さ・無知さ・無能さを強く感じるとき、心細さや不安も強く感じています。
