生きづらさと関係の深い

一体化について、少し前に記事にしました。

 

関連記事

一体化する問題

脱一体化とは?

 

 

これについて、もう少し詳しく例を

挙げて書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 
一体化への対処

 

一体化の例を説明する前に・・・

 

一体化している感覚を

避けようとしたり、

無いことにしようとしても上手くいきません。

 

一体化している事に気付いたら、

フォーカシングのような方法で

感覚をしっかりと感じて、

脱一体化(感情解放)をするのが

最も効果があると思います。

 

 

この一体化している状態に気付き

脱一体化をくりかえすだけで、

不快感情がすごく減り、

周囲との人間関係が非常に円滑になります。

 

 

私は、3カ月程度で、行き詰まり感が

相当改善されました。

 

 

また、ウツっぽい症状や不安障害などにも
効果があると思います。
 
私は気分変調性障害の症状がありましたが、
ほぼ全快しています。
 
 
とらわれる(感情との一体化)

 

ある感情で自分のすべてが満ちているとか、
その感情以外を感じる余地が
ないように感じらるような状態です。
 
例:
  • 怒りが消えない
  • 悲しみが満ちている
  • 惨めさが離れない
  • 不安で押し潰れそう
  • (本番前に)あがる

 

これらの感情に一体化していると

必要以上にその感情が大きく感じられたり、

長引いたりします。

 

そして、自分の能力を発揮できなくなります。

脱一体化することで、

感情の強さが適切になり、

能力が適切に発揮できるようになってきます。

 

 
かたくなさ(考えとの一体化)

 

ある考えにしがみついている感じです。

「自分の考えに間違いない」と盲信したり、

違う可能性のあることに、

まったく意識が向かない状態です。

 

強い思い込みや、何かへの執着があります。

 

一体化が強くなると、他人の意見が聴けなくなります。

 

例:

  • 自分の考えだけが正しい
  • あいつは間違っている。
  • 問題を解決しなければならない
  • 今の状況をどうにかしなければならない
  • 上手くやらなければならない
  • 理解されなければならない
  • xxが、どうしても必要だ。
  • xxは、どうしても受け入れられない。

 

本人は自分の生活の改善のために

必死にやっている事ですが、

実際には、人間関係を悪化させたり

気付きを失い、人生が行き詰っていきます。

 

脱一体化することで、

人生が円滑に回りだします。

 

 

駆り立てられる(衝動との一体化)

 

何かをやらずにはいられない感じ。

これも、一体化の一つです。

 

衝動という感じです。

 

例:

  • 仕事が気になって仕方ない
  • 勉強が気になって仕方がない
  • ギャンブルをせずにはいられない。
  • TVをつけづにはいられない
  • 食べずにはいられない
 
一体化していると
  • 仕方がない
  • 自分は努力家で良い傾向
  • 好きでやっている
 
と勘違いしているだけで、
実は、寂しさや不安、みじめさを
紛らわせるためだけのことがあります。
 
この場合は集中している時は良いですが、
集中力がきれた時、何とも言えない虚しさを感じたりします。
 
 
脱一体化を繰り返すと、
これらの衝動が弱くなったり、
適度な集中力や充実感で
取組むことができるようになります。
 
これも「生きやすさ」に繋がっていきます。
 
 
違和感

 

 

今認識でてきる感じが、

本来の感情ではなく

作った感情であると、

独特の違和感として感じられるます。

 

これにも、以下のような感じとして

一体化している場合があります。

  • イライラする
  • どよんとしている
  • うつうつしている
  • ピリピリする

 

もう少し、弱い感覚としては、

以下のようなものもあります。

  • 胸が息苦しい感じ
  • 頭の中にキリキリした感じ
  • 顔がピリピリする

 

フォーカシングでは、

この違和感で感じてる

無かったことにした感覚を

見つけることを目指しているようですが・・・

 

それは、別の機会に記事にしたいと思います。

 

 

●リブログはご自由にどうぞ
●感想や質問などがあれば、コメント欄にご記入ください。今後の記事を書くときの参考にさせていただきます。