「憎しみを手放す」ことについて考えてみたいと思います。
私の考える「憎しみを手放す」ということを書いてみます。
相手の言動を許す必要はありません。
イヤなものはイヤでのままでよいと思います。
でも、強い拒絶の感覚があったら除いた方が良いです。
イヤな人と、仲良くする必要はありません。
でも、その人を思い出した時に、
憎しみや、怒りや恐れがあるのであれば、
それは、除いた方がよいです。
その強いネガティブな感覚が
その辛い過去から卒業をすることを邪魔しています。
強い感情を伴う記憶は何度も思い出します。
その度に、怒りや悲しみを味わうことになります。
これが過去の経験けら影響を受ける理由でもあり
過去のイヤの感情を除いた方がよい理由でもあります。
憎しみがあると、その憎い人を
何度も何度も思い出します。
そして、何度も何度も
怒りや恐れ、みじめさ、悲しみを味わいます。
憎しみには、相手に対する
怒りや恐れについての感覚の方が
感じやすいですが、
実は自分をみじめな気持ちにさせます。
人を憎むことにつながった過去を思い出すとき
その時の以下のような感覚を味わうことになります。
- 相手の言動に困っている感覚
- 困ってみじめになっている感覚
- 自分が無力であるような感覚
これが自己肯定感を下げていきます。
人を憎みながら、自分を下げていてしまうのです。
- できない自分
- ついていない自分
- 不幸な自分
を、何度も何度も確認することになってしまいます。
困っていると怒りやすくなります。
みじめな気持ちでいると警戒心が強くなります
そうすると人間関係に問題が起きたり
鬱っぽくなったりします。
強い感情は冷静さを奪います。
そういうとき、妥当な思考ができていません。
しかも、困った感覚があるので、
どうしてもい考えが
- 攻撃的
「お前のせいだ!」「どうするつもりだ!」 - 破戒的
「もういい!」「どうせダメだ!」 - 独りよがり
「絶対これしかない!」
などの考えになりやすくなります。
前にも書きましたが、憎しみに関する考えを
変えるわけではありません。
感覚を除くのです。
感覚を除くというのは、
感覚を変えるとか
感覚を無視するというのは違います。
それは「邪魔な感覚を除く手順」を確認してくださいね。
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