先日、企業でのセルフコーチング研修のフォローアップが終わり、いつもの様に報告書を受講生に書いて頂きました。
ご提出して頂いた報告書に対して、毎回、各受講生の方々に私からのコメントをフィードバックします。
今回は、40名弱の方々を2グループに分けてセルフコーチング研修を全6回実施しました。
報告書を読む事は、講師の私が感動する内容も毎回たくさんあるので、仕事のやりがいを感じる瞬間でもあります。
たくさんの感動する報告書の中で、心に残った一言がありました。
それは、ある受講生の方のこんな一言です。
今回の研修を受講して気づいた事は、「自分の機嫌は自分でとる!」ということでした。
というものです。
報告書は、それに対しての具体的な内容や行動が分かりやすく書かれていました。
セルフコーチングの理論を「自分の機嫌は自分でとる!」という言葉に置き換えられているという事で、
本質を理解され、腑に落ち、行動を起こしていける事が分かります。
それに対して、内容に概念的な言葉が多く、行動が抽象的である場合は、
頭で分かったものの、できるに至らないというケースが多いです。
「知る」事と「できる」事は大きく違います!
自分の機嫌は自分でとる!
まさに、セルフコーチングは、それができる人間力を鍛えていける理論なのです。
人生の中で、機嫌良くいられる事ばかりは起こらないし、自分の機嫌をよくしてくれる人がいるとは限らないです。
だからこそ、機嫌の悪い自分を受け止め、それさえも面白がれる力と視点が必要なのです。
セルフコーチングができれば、パフォーマンスは上がります。
個人のパフォーマンスが上がれば、組織の生産性は上がります!
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