今回は、
自力で毒親からの影響を克服したいと思っている人に
向けてお話しします。
現代は、様々な専門情報が手に入る時代。
インターネットや書籍などを通じて情報を入手し、
チャレンジするのも一つの方法です。
ただし、情報が簡単に手に入りやすい反面、
自己啓発詐欺などに騙されるケースもあります。
アダルトチルドレンの人たちは、
思春期にアイデンティティが確立されず、
「自分は何者なのか」がわからない状態の人も多く、
強く主張してくる人に
マインドコントロールされやすいと言えるでしょう。
できる限り、正しい情報を取り入れて、
安全な方法でセルフカウンセリングすることを心がけてくださいね。
1. 自分と対話して自己認識を深める
特定の行動や言葉が、自分の中でどのような感情を引き起こすかを認識し、その感情と自分自身を丸ごと受け入れることが大切です。
その結果、どのような状況でどのように感じるのかを把握することで、感情をコントロールしやすくなります。
※その方法については、こちらをご覧ください。
2. 自分の価値を再構築する
自分に対する否定的な言葉をやめ、肯定的な自己対話を心がけましょう。
※その方法については、こちらをご覧ください。
目標を立てて頑張ろうと思っても、目標そのもののハードルが高過ぎたり、アバウトでよく分からなかったりすると、どうしても途中で挫折しやすくなります。
そのため、自分が必ず達成できそうな小さくて具体的な目標を設定し、それを達成したら自分を褒めてあげて自己肯定感を高めてから、次の目標にチャレンジするようにしましょう。
3. 境界線を引く
可能であれば、毒親との物理的な距離を取ることは、とても有効です。
物理的な距離を取ることが難しい場合は、感情的に自立し、自分の感情や意見を守ることが重要です。
また、時間的、空間的に距離を取ったり、第三者に間に入ってもらったりする方法もあります。
※その方法については、こちらをご覧ください。
4. 過去を整理する
日記を書くことで感情を整理し、過去の出来事を客観的に見ることができます。(ジャーナリング)
日記といっても、毎日書く必要はありません。
過去の嫌な感情がよみがえった時や、逆に新たな感情に気づいた時に書くだけで大丈夫です。
そして、その感情を書き留めた後で、自分自身に「よく頑張って生きてきたね」などの感謝の言葉を言ってあげてくださいね。
その言葉が、今のあなたを救ってくれます。
5. 自分の人生を再構築する
セルフケアが習慣になり、楽しくなると、エネルギーが湧いてきます。
自分の趣味や面白そうなことを見つけ、やってみたいと思うようになります。
そうして、面白そうなことをやっているうちに、同じことを楽しんでいる人たちと繋がりたいと思うようになります。
その結果、毒親とは全く違った健康的な人間関係を築くことができ、自己肯定感がアップするとともに、幸福感が湧き上がってきます。
6. 継続的な自己ケア
この幸福感を持続するためには、適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠を確保することが重要です。
過度なストレスを抱えた時は、
自力だけではなく、
他人(知人や専門家など)に頼ることをお勧めいたします。
自分を守ることは、簡単ではありません。
毒親を幼い頃から見てきたあなたは、たぶん気づいているはず。
社会人や大人といえども、「人間は弱い」と。
だからこそ、「人間は弱い」ことを思い出して、
人に頼ることをいつも心に留めておいてくださいね。
そして、あなたは気づくでしょう。
あなたは、一人ではなかったと。
一人で闘わなくてもよかったと気づいたら、
あなたの身体の緊張がほぐれて、
身体がゆるんでいくのがわかるでしょう。
そう、それがリラックス。
身体の五感がもどってくる感覚。
その状態が、毒親の影響から解放された証拠なのです。
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