相談者の方と話していると、

よくこのような場面に遭遇します。

 

・「自分は何が好きで、何が嫌いなのか」がわからない。

・自分はその時はこう考えて行動したけど、それで良かったのか未だにわからなくてモヤモヤしている。

・親に嫌な顔をされたり、反対されたりしたら、自分の考えが間違っているような気がしてくる。

・自分が本当は何を望んでいるのかが、全くわからないし、イメージもわかない。

・「どうしたいの?」と聞かれると本当に困ってしまう。

・相手からお願いされると、嫌われるのが怖くて嫌なのに断れない。

・相手の意見に反論して嫌われるのが怖いので、ついつい相手の意見に同調してしまうことがある。

・自分のネガティブな感情を、周りの人たちに知られるのがすごく怖い。

・「いい子」で居ないと、周りの人たちから見捨てられると思っている。(そのことに気づいていない場合もある)

・自分の考えや気持ちに価値がないと思っている。

 

このような経験をお持ちの方は、

 

もしかしたらアダルトチルドレンかもしれません。

大人になるための準備期間である思春期に、

 

「自分は何者なのか(アイデンティティ)」を知るための

 

体験の機会を与えられなかったことが一つの原因です。

 

アイデンティティとは?

アイデンティティとは、自分が自分であること、さらにはそうした自分が、他者や社会から認められているという感覚のことです。

わかりやすく言うと、自分の「存在証明」のことです。

それは、誕生してから今現在までに「あなたが生きた歴史」も含まれます。

 

なんらかの理由で、引きこもりや不登校になってしまうと、

 

社会の人たちの価値観に出会う機会を失ってしまいます。

そして、自分が社会の中で「どんな立ち位置」にいるのかが、

 

よくわからなくなってしまいます。

「自分がどんな大人になりたいのか」、

 

「どんな道にすすみたいのか」を決める時に

 

大切な知識や体験、情報をつかむことができなくなるのです。

日本は悲しいかな、いまだに超学歴社会。

35歳までに一生働き続けたい業界を見つけてキャリアを積んでいかないと、

 

自分が望まない仕事で食べていかなくてはならないかもしれません。

20歳くらいまでには、ある程度心と身体は大人になります。

ただし、脳のネットワークが完成するには、

 

20代後半くらいまでかかります

裏を返せば、20代後半くらいまでなら

 

アイデンティティは柔軟に変化できるということです。



あなたの強みは何ですか?

それは、思春期前(9〜10歳位まで)の小学生の時代に隠れています

それは、原風景の中にあります。

 

原風景とは、人の心の奥にある最初の心象風景で、

 

大人になってからも、懐かしく想い出される景色のことです。


アダルトチルドレンの人たちは、当時、

 

親の顔色を見て頑張ることに必死だったから、

 

気づけなかっただけなのです。

親の言うとおりにしないと、散々バカにされたり、罰を受けたり、

 

プライバシーを侵害されたりしませんでしたか?

可哀想な親や家族の面倒をみて、

 

遊ぶことができなかったりしませんでしたか?

遊ぶことは、

 

自分のアイデンティティを見つけるために、

 

とても大切な体験です。

昔のノートを引っ張り出して、

 

何かヒントになるものを探してみませんか?

家族の誰かに聞いてみるのもいいですし、

 

友人や知人に聞いてみるのもいいですね。

あなたが気づいていなくても、

 

誰かが覚えているかもしれません。


就職して仕事することだけが人生のすべてではありません。

あなたの人生は、これからも続きます。

あなたのこれまでを振り返り、

 

あなたが心から楽しめることを見つけて、

 

すぐに始めてみませんか?

きっと楽しい体験になりますよ。

自分を信じられるようになれば、

 

あなたにたくさんの笑顔が戻ってくるでしょう!


 

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