SCMの中でもお問合せが多い
ソフテイルのキッドコントロール化。
やはり日本の交通事情的に
ミッドポジションの方がしっくり。です。
しか~し歴代のソフテイルモデルで
ミッドコントロールの仕様は一台もありません・・・
~05年のミッド化に対して
ダイナのキットは形状の相違があるので
残念ながら使えません。。
オープンプライマリーでミッド化・・・
オープンプライマリーにはリスクがつきものなので
純正スタイルにこだわりがあるという方
SCMは06UPの車両に限っては
純正パーツを流用してミッドコントロール化を
可能にしております。
左サイドはスタンドがステップマウントと一体になっているので
加工が必要になります。
そして、ロッカーベースの場合スタンドが長い為
スタンドをしまったときにペグマウントへ干渉します
なので、ロッカーでミッド化にする場合
スタンドはブレイクアウト用のスタンドを流用します。
↑写真のスタンドはロッカー用です。
ソフテイルのフレームとプライマリーの位置関係で問題なのが
マウントをどこからとるか・・・
マウントをしっかり取れる部分は正直少ないです。
あまり前方に行くとスタンドとの干渉が出てくるので
あまり前方にはいけません・・・
プライマリーカバーがフレームとかぶってくるので
必然的に位置は決まってきます。
そして、ロッカーとブレイクアウトは純正でワイド化されているので
インナープライマリーカバーの相違があります。
ベルトラインを確保するためのオフセット量です。
インナープライマリーもダイナ用を流用するので
オフセット分のスペーサーを入れ込んで組んでいく必要があります。
SCMではそのオフセット分だけのスペーサーも製作しております。
そして、ここで忘れてはいけないのが
ガスケット分の厚みです。
一枚多く入れる必要があるので、それを忘れて組み上げると
大変なことが起きますね。オイルダダ漏れです。。
そして、ケースの歪み・・・最悪の事態です・・
そして、ブレーキサイドもダイナ用を流用します。
しかし、ダイナとソフテイルではマフラーによって
マフラーとフレームの位置関係にかなりの相違があります。
単純にダイナ用のペグマウントをフレームから
取ることはできないのでサポートを加工します。
↑このままのサポートでは取り付けできません。
サポート高を延長しハイマウントにします。
マスターシリンダーが一体化のソフテイルに対して
ダイナは別体式
そうしなければ、純正マフラーとの干渉が
あるので、車検の際に一苦労するはず・・・なので
ミッド化にする際はその辺も考慮し
マスターシリンダーはセットバックします。
ペグサポートを少しハイマウントにしているため
ブレーキロッドもワンオフで製作。
そのブレーキロッドとマスターシリンダーとの接合部も
ソフテイルとダイナとでは方式が異なります
ソフテイルのマスターシリンダーをバラし
ダイナのマスター内部方式へ組み替えます。
一部製作しなければいけない部品は旋盤で製作します。
マスターシリンダーの位置が変われば
ブレーキスイッチの位置変更とブレーキラインの
長さ変更もしなければなりません
やること沢山です。。ww
ミッド化、かなり高額ではありますが
作業内容を知っていただくと納得なはずです!!w
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