部屋とYシャツと私『ワニと地元民と私』
1990年代、南米ブラジルの内陸部にて。当時の私は20代。
「日本の旦那方!起きなよ!ワニを獲ってきたから一緒に食べましょうや! あ、その前に写真
撮ったら?(カシャッ)」 そんな感じ。テントで寝ていたら、地元の農場主とその友人ら
から野外の夜食に誘われた。地元の方としては夕食感覚。ラテン系♪だ。
上1枚と下2枚の写真、黒Tシャツは私。撮影は日本人同行者。
おいしくいただきました。
写真の背景。
90年代の3年間、私は某企業のブラジル支社に勤務していた。その当時、別企業の
日本人駐在員の方々に誘われて、その企業の試験場兼保養所へ長期休暇を利用して訪ねた。
その時の写真。寝泊まりは保養所だったが、一晩だけキャンプをした。場所は、ワニ肉を
ごちそうしてくれた地元の方が営む農場、その敷地内を借りてのキャンプ。
朝。地元の方が営む農場の倉庫前で。乾燥した巨大な枝豆(?)があった。
今年(2024年)初めぐらい「当ブログと他それ系で使えそうな過去の写真はあるかな」と
探っていたら上の3枚がでてきた。けれど「?どんな状況だったかな?」と記憶が薄かった。
今も続けている日記(現在は時折)、90年代のブラジル駐在期間のそれを読んでいるうちに
思い出してきた。
それが上記。
追記(当時の記述を簡潔に)
『その日本企業と地元の方々の関係は良好。敷地でのキャンプを承諾してくれた上に、日本人に
新鮮なワニ料理を振る舞ってやろうぜ!との好意。私たちは就寝中だったので、寝ぼけ眼の
ままワニを持たされた感じ(実、その写真の私は眠っているみたい)。地元の方がワニを解体
して調理。目が覚めてくる。ワニ肉に塩を揉み込んで、それをニンニクとタマネギで炒めてい
た。ボロボロの携帯コンロで。爆発するかもとビビった。仕上げに赤い木の実を潰してかけて
いた。その木の実は酸っぱかった。結果、美味しかった』
30年ぐらい前の逸話。若い頃は好奇心が旺盛だったな。