秩父①道程と雑記 | ちらこれさらり

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秩父①道程と雑記 

『あなたは久しく海の幸を食べていないでしょうから、早飛脚で料理を届けます。調理中は私が

 立ち会っていたので毒は入っていません』  16世紀・戦国時代の手紙(現代語訳を要約)

埼玉県寄居町の鉢形城址「鉢形城歴史館」を2010年代に訪ねた際に展示してあった文書。
 
上記と画は関係ありません。北条つながりで。

関東の大名・北条氏政から弟の北条氏邦へ、海沿いの神奈川県小田原から内陸の埼玉県寄居への

手紙。殿様自らが調理場で検分とは、毒殺警戒は当たり前の時代だったのだな。いち兄としての

側面もうかがえる。

鉢形城址は秩父鉄道・寄居駅、又は東武東上線・鉢形駅から共に徒歩10分ぐらい。

鉢形城主だった北条氏邦は、秩父が小田原の北条と甲斐の武田の係争地だった時期にその対応に

あたっていた。秩父へ出陣!あったのかもしれない。

秩父鉄道・御花畑駅ー影森駅(車内から撮影)     秩父土産(2018年撮影)

埼玉県の秩父。最近と過去の写真を投稿します。その前に道程と雑記を。

 

秩父は若い頃からよく訪ねている。東京の杉並に住んでいた頃は、

JRで立川ー拝島ー東飯能を経て西武秩父線・飯能駅から西武秩父駅へ、

(JR八高線の金子駅ー東飯能駅間、運転席窓越しからの風景が好きだ)

又は

JR国分寺駅から西武国分寺線で東村山駅、西武新宿線で所沢駅、それからニューレッド

アロー号で、が多かった。ちょっと脱線。

西武国分寺線「恋ヶ窪」は平安末期、畠山重忠と遊女の悲恋が伝わる地だ。

東村山は、武蔵野うどんを食べに行ったり、「鎌倉街道を専門家の解説で歩くツアー

(みたいなツアー名)」に参加したり。何度か訪ねた。肉汁うどんは美味しかったな。

杉並を離れてからは、行きはもっぱら池袋駅から特急を利用している。

2019年に西武001系Laview(ラビュー)が登場。通常は西武池袋線・秩父線で運行、池袋駅

ー西武秩父駅を80分弱で結ぶ。停車駅は、池袋ー所沢ー入間市ー飯能ー横瀬ー西武秩父。

         上4枚は西武池袋線・池袋駅ホームから(2024年)
  Laviewの模型・西武秩父駅で(2024年)    ニューレッドアロー号(2018年撮影)
 

Laviewを利用したのは4回(2024年6月現在)。

池袋駅から西武秩父駅まで3回、西武秩父駅から所沢駅まで1回。

Laviewを利用して秩父へ向った際を軸に書きます。

 
西武池袋線・池袋駅改札内の『SOBA DINING凜や』     肉つけ蕎麦
 

黄色の座席と膝まである大きな車窓からの眺望は新鮮。だからかな、街並も新鮮に映る。

 

最初の停車駅の所沢に到着。池袋からの所要時間は30分ぐらい。

下の写真は先週、所用で所沢へ行った際の写真。

            所沢駅ホームの、お茶(粉末)の自販機
 

 西武鉄道・所沢駅1番ホームの『狭山そば』        の、月見そば

『狭山そば』現在は洗練された構え。以前の昭和風情の立ち食いそば雰囲気もよかった。

 
所沢駅から飯能駅までは20分弱。※特急を利用した際の所要時間。

飯能駅はスイッチバック構造。飯能駅からは山間部に入る。

飯能駅から西武秩父駅までは40分弱。※特急を利用した際の所要時間。

2000年代、各停で秩父へ向っていた際、武蔵横手駅の近くにヤギがいた。停車中「ふふっ」と

ずっと眺めていた。『ヤギの家』(飼育場)とのこと。以来、お気に入りポイントの一つに。

一時期、ここと関係のある方(だったはず)が秩父市街で食堂を営んでいて何度かお邪魔した。

ヤギの写真をたくさん見せてもらった。

                       長瀞の宝登山小動物公園のヤギ。

                       本文のヤギではありません。

ヤギのことを書いていてふと思い出した。あるタレントさんがラジオで

「わたし?ひつじ年のやぎ座です」 なんか笑ってしまった、失礼ながら。

もうすぐ西武秩父駅。