映画紹介「僕のワンダフル・ライフ」 | ちらこれさらり

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映画「僕のワンダフル・ライフ」2017年米

原作 W・ブルース・キャメロン「野良犬トビーの愛すべき転生」

監督 ラッセ・ハルストレム  出演 ジョシュ・ギャット(声) デニス・クエイド

日本での公開時、愛犬家の伊集院光さんが本作をラジオで「愛犬家、号泣~!」と紹介していたのが印象的。

でも機会があったら観てみよう、その程度に捉えていた。子供向けかな、と勝手に。

初見は日本公開から数年後のTV放映。

生まれ変わる犬目線の人生譚としても、まとまった良い作品と思う。

老若男女が作品を通して自身を顧みられる作品と思う。

 

ベイリーの犬生

1度目 幼犬のうちに生を終える。

2度目 田舎町に転生。幼犬の時、少年イーサンとその母に命を救われて家族の一員となる。

    ベイリーと名づけられる(転生ごとに名は違うが、以後もベイリーと記述)。

    高校生になったイーサン。彼の活躍とハンナとの初恋と別れ、挫折、大学進学。

    その傍らで楽しく暮らしていたベイリーは老い、亡くなる。

    家庭環境の変遷と高校生活は、定型で短くシンプルに描かれているが充分だった。

    演出力って凄いな。イーサンとハンナの恋愛模様も牧歌的で微笑ましかった。

3度目 警察犬として活躍

4度目 女子大生に飼われ、彼女の恋愛、結婚、出産を見守る

5度目 悪い環境を出て放浪するベイリーは、50代になっていたイーサンと再会。

    そして、彼とハンナを結ばせるためにベイリーは走り出す。

 

次作「僕のワンダフル・ジャーニー」へ続く

 

最近になってふと思い出して再び観た。泣いてまった。

大事にしてくれる人を大事にしなくちゃ、そう再認識させてくれた作品

ユニバーサル・ピクチャーズ公式より