こんばんは!
今日は、12月議会が閉会したら行こうと思っていた、蓮田市の子宮頚がん検診に行ってきました
令和5年度の各種個別検診は12月28日(木)までとなっていますので、お忘れのないよう受診をお願いします。
✳︎蓮田市ホームページ
さて、今日も先週のブログの続きとして、令和5年12月12日に蓮田市議会で質問した、市政に対する一般質問についてご報告したいと思います!
先週の続きとしまして、2問目の「蓮田駅東口を起点とする道路環境の整備」のうち、目次の5番、蓮田駅東口黒浜線の歩道整備・延伸についてご報告します
今日でラストです
目次
物価高騰等に対応した安心安全な学校給食
(就学援助世帯への支援・子育て支援策としての無償化)
蓮田駅東口を起点とする道路環境の整備
5.蓮田駅東口黒浜線の歩道整備・延伸
一般質問【41】蓮田駅東口を起点とする道路環境の整備②
蓮田駅東口黒浜線の歩道整備
この質問は、周辺住民の方から歩道や植樹帯のご相談をいただいている、蓮田駅東口黒浜線の宮前橋からジョイフーズまでの区間に関する質問です。
質問の前に、地図で道路の状況をご確認いただければと思います
[ ]:都市計画道路 蓮田駅東口黒浜線
→実線:県道 蓮田杉戸線
→二重線:県道 蓮田杉戸線
→ ② :市道 52号線
→ ③ :市道 3500号線
→点線:蓮田駅東口黒浜線の未整備区間
(埼玉県の事業)
✳︎蓮田駅東口黒浜線は、蓮田駅東口と黒浜を結ぶ直線道路で、場所によって県道区間と市道区間が分かれています。
また、市道52号線(②)・市道3500号線(③)の歩道・植樹帯と、蓮田駅東口黒浜線の未整備区間(④)は、写真資料で現状をご確認いただければと思います
歩道の現状
質問
市道52号線・市道3500号線の歩道の幅員や形状をお示しください。
回答
車道9.0メートル
歩道(両側)3.5メートル
総幅員16メートル
歩道に幅1.5メートルの植樹帯
植樹帯の現状
質問
市道52号線・市道3500号線にある植樹帯の樹木の種類・樹齢をお示しください。
回答
✳︎市道52号線(緑町地内)
高木:ケヤキ・イチョウ
低木:ツツジ
状況:植栽後おおむね45年が経過
✳︎市道3500号線(藤ノ木地内)
高木:ハナミズキ
低木:ツツジ
状況:植栽後30年以上が経過
植樹帯の維持管理
質問
植樹帯の維持管理の方法や要するコストをお示しください。
回答
低木のツツジの剪定と植樹帯の除草については、毎年実施しています。
高木のケヤキ、イチョウ、ハナミズキの剪定については、概ね1年おきに実施しています。
維持管理費については、毎年実施しているツツジの剪定と植栽マスの除草で約200万円、ケヤキ等の高木の剪定を含めた場合では約500万円となっています。
今後の予定
質問
現状を踏まえ、市道52号線・市道3500号線の歩道整備や植樹帯の管理について、市ではどのような対応をお考えですか
回答
のくぼ通りのように、歩道の低木を撤去し、歩行者が歩きやすい環境を整えた路線もありますが、地元自治会や地域住民の皆様の意向を踏まえて、安心安全で歩きやすい歩道のあり方を検討していきたいと考えています。
関根の所感
蓮田駅東口黒浜線については、駅前から宮前橋までの県道区間(→)と、宮前橋からジョイフーズまでの市道区間(→)で、歩道の状況が異なっており、駅方面から黒浜方面に向かっていきますと、少し一体性が無いようにも感じます。
特に、緑町地内の市道52号線(②)では、植樹帯や高木により、歩道が狭く感じ、場所によっては見通しも悪く、植樹帯の中にゴミが捨てられている場所もありました。
私の感覚では、資料の②(52号線)と、③(3500号線)では、②(52号線)の方が歩道が狭いと、ずっと思っていたのですが、実際、両方とも歩道の幅員は同じ(3.5m)であるとのことで、植樹帯の状況によって歩道環境が大きく変わることに驚きました。
この植樹帯の件も含め、今後の歩道整備につきましては、先ほどのご答弁で、「地元の意向を踏まえ、歩きやすい歩道のあり方を検討していきたい」とのお話がありましたので、今後、地元の方との話し合いの場などを、歩道整備の際には設けていただきたいと考えています。
再質問(国庫財源を活用した歩道整備)
仮に、歩道整備を進めることになった場合、国庫財源の有効活用として、「まちなかウォーカブル推進事業」による歩道整備は可能ですか
✳︎まちなかウォーカブル推進事業
「居心地良く歩きたくなるまちなかへ」というコンセプトで、自治体の都市再生を後押しする国の財政補助であり、国費率が最高50%と高い事業です。
回答
現在、市の「まちなかウォーカブル推進事業」は、蓮田駅を中心とした半径1kmの区域を対象としているので、緑町区域を現計画に含めることは難しいです。
のくぼ通りの歩道整備においては、「まちなかウォーカブル推進事業」における交付金を活用してきましたが、緑町の歩道整備をする際にも、財源確保のため、国庫補助メニューを十分に調べて、市のために財源を使えないかということを検討していきます。
関根の所感
私も地図で調べてみましたが、蓮田駅から緑町の入口までが約1㎞でした。
「まちなかウォーカブル推進事業として実施することは難しい」ということでしたが、道路の舗装や修繕については、市の単独費用となることが多いと思いますので、国や県の補助を優先的に活用できるよう、しっかりと検討していただきたいと思います。
蓮田駅東口黒浜線の延伸
現状、蓮田駅東口黒浜線は、ジョイフーズとセブンイレブンの交差点が終点となっていますが、埼玉県が行う事業として、点線部分(蓮田駅東口黒浜線の未整備区間)の整備が進められています。
未整備区間の工事の進捗状況
質問
未整備区間の用地買収・工事の進捗状況はいかがですか
回答
蓮田駅東口黒浜線は、路線延長約1,930メートルのうち、東口駅前の起点から県道蓮田白岡久喜線の藤ノ木坂交差点までの延長約1,370メートルは、既に整備が完了しています。
延伸区間は、埼玉県杉戸県土整備事務所が主体となり、県道蓮田杉戸線の黒浜バイパスとして、県道蓮田白岡久喜線の藤ノ木坂交差点から黒浜小学校付近の県道蓮田杉戸線までの約560メートルの整備を進めています。
用地取得の割合については、令和5年12月現在、事業用地の面積ベースで約9割を超えており、工事の進捗状況については、令和4年度から県道蓮田杉戸線(終点側)の方から軟弱地盤の改良工事に着手し、令和5年度以降も継続して工事を進めていく予定です。
✳︎埼玉県杉戸県土整備事務所からの回答
道路の管理移管に係る市の考え
質問
蓮田駅東口黒浜線の整備に関連し、市道と県道の管理移管に係る条件や費用として、市道52号線と市道3500号線の埼玉県への移管や、蓮田駅東口黒浜線と交差する県道蓮田杉戸線の市への移管について、市としては、どのような条件や費用で、埼玉県との管理移管に関する協議を進めていくお考えですか
回答
市としては、蓮田駅東口黒浜線が開通することで、蓮田駅東口と黒浜地区がほぼ直線で結ばれ、地域の皆様の生活利便性が飛躍的に向上することから、早期の開通に向け、延伸区間の事業主体である杉戸県土整備事務所と整備後における現道等の引継ぎに関する協議を進めてきました。
その結果、令和2年1月24日に杉戸県土整備事務所と市で「現道等の引継ぎに関する覚書」を締結しました。
この覚書では、市道52号線及び市道3500号線を含む宮前橋から黒浜地内の蓮田杉戸線までの区間の蓮田駅東口黒浜線を県が管理し、県道蓮田杉戸線及び県道蓮田白岡久喜線の一部を県から市に引き継ぐものとしています。
各々の管理する道路の管理移管に係る詳細な条件などについては、今後、杉戸県土整備事務所と市で協議を進めていきます。
未整備区間の今後の整備予定
質問
埼玉県との協議も踏まえ、今後の蓮田駅東口黒浜線の未整備区間に係る整備予定はいかがですか
回答
今後の整備予定について、杉戸県土整備事務所に確認したところ、現在進めている区間から起点側である県道蓮田白岡久喜線の藤ノ木坂交差点に向けて、引き続き、工事を進めていくとのことでした。
また、一部区域において埋蔵文化財の調査が必要となることから、発掘調査に向けて調整を進めているとも伺っています。
なお、終点側の雨水管路について、整備方法を調整する必要があることから、県と市で協議を進めています。
市としましても、早期開通に向け、県に協力していきます。
再質問(蓮田駅東口黒浜線の一体的な整備)
先ほどのご答弁では、「令和2年1月に、杉戸県土整備事務所と市で覚書を締結された」とのことでした。
✳︎市道と県道の管理移管
→部分を市道から県道に変更し、その代わりとして、⇨(二重線)部分を県道から市道に変更する。
現在、県道と市道が混在している、[ ]の部分(蓮田駅東口黒浜線)が、将来的に全て県道となり、その代わりに、宮前橋手前から元荒川沿いに通る、二重線⇨の部分が市道となる構想です。
この管理移管については、→点線の"未整備区間の整備後"という話であると思いますが、現状、蓮田駅東口黒浜線については、県道区間と市道区間が混在しており、歩道の植樹帯や自転車通行帯の有無などが、区間によって異なっている状況です。
延伸区間の整備を待たずに、埼玉県と市により、蓮田駅東口黒浜線の一体的な整備を進める方法はありますか
回答
「一体的に統一した考えにより、蓮田駅東口黒浜線を整備できないか」という考えでの質問であると思いますが、蓮田駅東口黒浜線については、市で施行・管理する区間、県で施行・管理する区間が混在しており、原則、それぞれの道路管理者(埼玉県・蓮田市)の責任により、それぞれの予算の範囲内で対応していきます。
直線の都市計画道路であり、今後の管理移管もありますので、埼玉県とよく話し合っていきたいと考えています。
再質問(延伸区間の道路構造)
新たに延伸される未整備区間について、埼玉県からは、どのような道路構造となると伺っていますか
回答
車道7.0メートル
歩道(両側)3.5メートル
総幅員14メートル
歩道に植樹帯を設けるか否かについては未定
市長への質問
蓮田駅東口黒浜線については、令和5年12月現在、約9割を超える用地取得が完了しているとのことでしたので、早期開通が期待されますが、今回、私が質問させていただいたテーマでもある、蓮田駅東口黒浜線の一体的な道路整備について、市長の思いやお考えはいかがですか
市長の回答
私としても、埼玉県議会において蓮田駅東口黒浜線の未整備区間の早期完成に向けた質問をした経緯があり、県の整備に対する意気込みは伺っています。引き続き、早期完成を目指していきたいと思います。
また、県道整備と併せて、県道と市道の管理移管の話もあるため、何とか埼玉県と一体的な蓮田駅東口黒浜線の整備をしていただきたいという話も理解しています。
市道部分(市道52号線・市道3500号線)の歩道については、ベビーカーや車椅子の通行を考えると、歩道の幅員確保が大切であると考えています。
また、植樹帯があることにより、道路が隆起してくることなどもありますので、のくぼ通りのような歩道となることが良いと思いますが、地元の方の賛否含めて、丁寧に対応していきたいと考えています。
以上が、2問目の「蓮田駅東口を起点とする道路環境の整備」のうち、目次の5番、蓮田駅東口黒浜線の歩道整備・延伸についての質問です。
蓮田駅東口を起点とする、東口の都市計画道路である"蓮田駅東口黒浜線の一体的な整備"をテーマにして、歩道や未整備区間の整備について質問しました。
蓮田駅東口黒浜線については、東口駅前と黒浜を結ぶ直線道路ですが、区間によって呼び方が異なるので、今回は地図を用いながら質問をさせていただきました
少しわかりにくい説明もあったかと思いますが、ご容赦ください
蓮田駅東口黒浜線は、私自身もよく通る道路なのですが、駅前から黒浜方面に向かうと、歩道の幅員や自転車通行帯の有無が区間によって異なり、地元の方からもご意見をお預かりしていました。
こうした状況について、調査・検討を進める中で、市と県で管理している区間が混在している点や、将来的な道路移管の話を確認し、今回の質問でも取り上げました。
先月、この蓮田駅東口黒浜線の県道部分である、蓮田杉戸線については、埼玉県により車道の安全対策を速やかに講じていただきましたが、引き続き、県の御協力もいただきながら、市の道路環境の整備を進めていただきたいと思います。
✳︎11月15日ブログ
なお、緑町地内と藤ノ木地内の歩道整備をポイントの1つとしましたが、まずは、地元の方との協議の場を設けることを要望していますので、市として、しっかりとご対応いただきたいと思います。
今回の質問に限らず、道路の問題については、整備・管理をする県と市の関係もあり、難しさも感じますが、道路を使う皆様にとっては、市道も県道も同じ市内の道路であり区分はありません。
引き続き、地元の方や利用者の方のご意見を最優先に考え、提案・要望をしていきたいと思います
以上が令和5年12月議会での市政に対する一般質問のご報告です。
5日間に分けてご報告しましたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました
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