「方べきの定理」ってなんだっけ…… | 雑学大典

「方べきの定理」ってなんだっけ……

今日は数学なんですが。
待って下さいそこでページを閉じないで下さい。
ほら、何事も好奇心ですよ!
(まあ、四則演算が出来れば数学は生存に不必要ですけどね)

「方べきの定理」ってなんだっけ、という話です。
僕はあまり小難しい定理なんぞを使うより、比など少数の基本的な道具を組み合わせて解くのが好きですが……
とはいえ定理も知っているに越したことはないわけで。
以前「メネラウスの定理ってどんなんだっけ」状態に陥ったことがありましたが、まあ幾何学の定理もちょこちょこ勉強しておきます。

で調べたところでは、円と、それにまじわる(あるいは接する)二本の直線に関して、成り立つ定理らしい。
こんな感じですね。



で、あの辺とこの辺をかけたのと、こっちとそっちの辺をかけたのが等しいとか何とか、そんな話なんですが、何はともあれ、以下の2つのグレーの三角に注目。(右側の図では重なったところが濃くなっています)



この2つの三角形、実は相似である。大きさはちょっと違うかもしれないけど、プロポーションは同じである。本当か? 確かめてみよう。



まず、上図の赤くマークした角が、同じ大きさ。(右側のパターンは同じ場所だから、大きさも当然同じ。左の図は「対頂角」と言われるやつですね)



それから、こっちも上図の赤くマークした角が、同じ大きさ。(両方とも「円周角」という知識があると、なるほど同じだと分かる)
2つ角の大きさが同じなら、相似の条件を満たしています。OK。だから下の図で……



a:b = c:dが成り立ち、だからaxd = cxbである(xは「かける」のつもり)と。
そういう定理らしいです。

次に使う問題が登場するまでに忘れそう……
今週のお勉強でした。