2007年10月14日(日)

安倍晋三前総理の経歴

テーマ:政治経済マーケット
もうネタ的には賞味期限切れかけかなとも思いますが……福田新首相の登場で、安倍さんの経歴がこんがらがってきた。安倍さんって内閣官房長官だった気がするんですが、別の記述で「福田が官房長官、安倍が官房副長官」と書いてあるのを見たりして、あれれ、あれれ。

 森喜朗首相が組閣した2000年の第2次森改造内閣で、後に次期
 首相となる小泉純一郎に推薦され、内閣官房副長官に就任。
 森政権の後を受け、2001年に成立した小泉純一郎首相の
 第1次小泉内閣でも引き続き内閣官房副長官を務める。

ちなみに、このとき福田さんは同じく小泉さんの推挙で官房長官に就任しています。ただ、福田さんは国民年金保険料未納問題で、小泉政権の中途で辞任。その結果、

 2005年10月31日付で発足した第3次小泉改造内閣では
 内閣官房長官を務める。

ということになったようです。
ちなみに、他にも要職経験があるようで

 2003年9月、小泉首相によって自民党幹事長に抜擢された。
 当選3回で、大臣経験もない若手議員が党幹事長に就任するのは
 前代未聞のことであるが、苦戦が予想される同年11月の総選挙
 のために安倍の「人気」が必要とされたためと見られた。
 11月の総選挙で自民党は絶対安定多数の確保に成功した。

という経緯で、内閣官房長官だけではなく、党幹事長もやってます。

 幹事長時代には自民党内で恒常化していた「餅代」、「氷代」
 (派閥の長が配下の者に配る活動資金)の廃止、自民党候補者の
 公募制の一部導入など党内の各種制度の改正を行った。
 2004年の参議院選挙では目標の51議席を下回れば「一番
 重い責任の取り方をする」と引責辞職を示唆。結果は49議席で
 しばらく現職に留まった後で辞任した。同年9月から後任の
 幹事長・武部勤の強い要請を受け党幹事長代理に就任。
 幹事長経験者が幹事長代理に格下げになるということも大変異例
 なことだった。その幹事長代理として迎えた05年衆院選では
 保守派弁護士の稲田朋美を「刺客」(「抵抗勢力」に対する
 対抗馬、福井1区の松宮勲への対抗馬)にスカウトした。

と、まあ批判されることもしてますが、この記述の印象では有能な感じです。決してまったく無能な人ではなかったのかもなと思うのですが。なにぶん線が細すぎたのか。
なお、福田さんに関する記述もなかなかサービス旺盛で、

 2000年10月に第2次森内閣で、愛人への捜査情報漏洩が
 問題視され辞任した中川秀直に代わって内閣官房長官に就任
 する。当時森派会長だった小泉純一郎が「本人の能力、人間性、
 人格などすべてを勘案し、今の時点で一番適任」、と考え推薦
 した。推挙閣僚経験が皆無であったにも関わらず、森内閣で
 官房長官に起用されたことに疑問の声も上がったが、無難に
 調整役をつとめた。森内閣においては首相の失言の弁明に
 追われることも多く、「弁明長官」と呼ばれた。

 その後小泉内閣では2度にわたる内閣改造でも留任。在任期間
 が延びるにつれ、首相に直言できる女房役としての存在感は
 次第に増していくことになった。
 実務能力には定評があり、官邸主導の政治体制が確立していく
 中で、政府各省や与党との調整に力を発揮した上、本来の得意
 分野である外交における存在感も徐々に増していった。小泉内閣
 では、外務大臣田中眞紀子と外務省官僚との軋轢を巡る騒動の
 中で外務省が機能不全に陥った時は、大臣の頭越しに自ら外務省
 事務方への指示を行った。そのため、外務官僚が外務大臣よりも
 まず官邸に赴くことが常態化したため、「影の外務大臣」などと
 囁かれた。福田自身は「影の外相、影の防衛庁長官。いろいろ
 名前はありますが、まあ、しょせん影ですから」などと語っていた。

とぼけた受け答えもうまい。

ところで、福田さんを「弁明長官」にした張本人、森さんですが、なんか隠然たる勢力を持っている感じがする。ありゃ何だ? と思っていたのですが、AERAの記事によると、わりと細やかで面倒見がいい人だそうですね。身銭を切って部下を励ましたり、若手と自分からふれあうようにしたり。それで、なんとなく彼がいるとまとまるというか、別に凄く切れるってワケじゃなくても、兄貴肌、親分肌らしいです。

ふーん。
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2007年07月04日(水)

小泉さんってそんなことやってたの?

テーマ:政治経済マーケット
今更ですが、あるサイトにこんな記述を発見しまして。

────────────────────────────────
小泉首相は演出力に長けた人物です。政策の対立を通じて「抵抗勢力」という名の敵役を浮かび上がらせる手法など、どうすれば国民の心を掴むことができるのか熟知しているからこそのものでしょう。
同様に、小泉首相はどうすれば外国人投資家の心を掴むことができるのかもよく知っていました。Investment-Japanという、外国人に日本への投資を呼びかけるサイトを立ち上げたり、04年3月には、全米、欧州に放映された対日直接投資を歓迎する内容のテレビスポットCMに出演しました。小泉首相による「トップセールス」は高い評価を受け、外国人投資家がこぞって日本株に投資するきっかけとなったのです。
────────────────────────────────

え、CM出演なんかやってたの?
ってか、国内で同じことしていたか?(笑)

小泉首相については、私の恩師が批判していて、その内容は妥当だと私は思っているのですが……この文を読むと、やはり馬鹿ではなかったのだ、という感じがします。
海外からの投資が経済を回復させたのだ、という主張は恩師の言う内容と合致していますし、この点については、恩師も評価されるのかもしれません。

なお、引用元はメールマガジン発行大手「まぐまぐ」のオフィシャルページです。この著者、木下晃伸氏は、単なる株屋ではなく人間的に優れたところがあると感じ、この連載を通じてしか知りませんが、尊敬する人の一人です。
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2007年06月13日(水)

コムスン問題に見る政治権力

テーマ:政治経済マーケット
本日はコムスン問題をネタに、政治について考えてみましょう。

介護大手のコムスンが事業のあり方の問題を指摘され、ほとんど事業停止を食らったわけですが、事業をグループ内の別会社に移そうとした問題です。「看板だけすげ替えて、そのまま商売続けようたぁ、ふてぇ輩だ」というわけで、マスコミも騒いだし官庁も待ったをかけた。コムスンは結局、この計画を撤回し、正義は守られた。ハラショ。

で、この問題を見ていて、ふと権力の行方に思いを馳せたわけです。

まず、和歌山県知事。だったと思うのですが、コムスンの事業移管に早々と異を唱え「うちで認可申請しても受け付けないよ」と切り捨てた。よくそんなこと言えるなぁ、と感心したわけです。
これは東京都知事選の際にリクルートのフリーペーパー「R25」が書いていたことですが、地方自治体の知事というのは、非常な強権を持っているそうですね。法的に「自治体の長である」と明記されているし、民主主義の手続きという面から見ても、住民の直接選挙によって選ばれる分、権力の裏付けがしっかりしている。総理大臣が国会による間接選挙で選ばれるのとは、大きく違うと書いてありました。そのことを、今回の件で、改めて目の当たりにした。

二点目は公務員・中央省庁の権力強化。NHKなどは初め、「コムスンの動きに公官庁はたじろいでいる」といった報道をしていたんですよね。ある知事の発言として「こういうことをされると、法的には異を唱えにくい。和歌山県知事はああ言うけれど、コムスンが裁判で不服を唱えたら、敗訴する可能性がある」というコメントを伝えていました。
にも拘らず、コムスンはあっさり引き下がった。まぁ、そうしないと消費者の支持を失った可能性はありますが、それにしても法に基づかない指導が、ずいぶんあっさり受け入れられたもんですね。
これに限らず、立法を通じてのものも含め、公的セクターの権力は強化されつつあるように思われます。例えば、これもしばらく前のNHKの報道で、建設業者の談合に変化が生じてると報じていました。特にここでは大手企業の動向にご注目。近ごろは談合が発覚した場合のペナルティがあまりに厳しいので、談合をしていたら企業としての存続が危うくなる。だから、徹底的な脱談合が不可欠の課題となっている、と述べていました。ペナルティを課すのは、公権力です。

こうした例を見ると、世の中は良い方向に変化しているように見えます。けしからん企業は粛正されるのですから。しかし、公権力が強まること自体は、100%正しいこととは限りません。イギリスにおける民主主義の発祥は、まさに王に集中した政治権力を制限する事であった、という事実は忘れるべきではない。もっとも、僕の教え子たちにとっては、仕事がやり易くなって、いいのかも知れませんが……
官庁が必ず善を推進するなら問題は無いのですが、官庁内に悪がはびこることもあるし、悪気は無くても判断を誤ることはある。たとえば戦後初期は、当時の通産省内に「日本は乗用車など作らなくて良い」という考えがあり、これがそのまま社会に適用されていたら、高度経済成長期の日本の発展も、現在の技術力も、育っていなかったかもしれない。要するに社会的決定を誰が担うかという問題なのですが、誰が担っても、まちがう時はまちがう。だから、権力というものは、どっかに集中すれば良いという問題ではない。

もっとも、別に官庁がそういう意味の権力を強化しているとは限らないかも知れません。大学時代に、我が畏敬するところの松原隆一郎教授が「以前は事前に官庁が行政指導をして企業活動を統制していたが、これからは企業活動は自由にやらせる代わりに、事後に法的処罰の形で企業を統制する方向に変っていくようだ」とおっしゃっていましたが、まさにそのようになりつつある。となると、これからは法務省の権限は、大きくなるかも知れませんね。

しかし、どうなる年金。
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2007年05月31日(木)

景気回復にやや不安感

テーマ:政治経済マーケット
電車内から更新です。コメレス遅くなっていてごめんなさい。

東京メトロが35歳以下・社会人の正社員採用(駅員・車掌・運転手)を告知しています。マヨネーズの値段も上がるし、吉野家・松屋もBSEのどさくさに紛れて事実上の値上げに踏み切っているし、失業率は久々に4.0%を切ったし、企業業績も堅調だし、景気回復ですなぁ。先日は渋谷の安いカレー屋が時給1100円でホールスタッフ(夜勤ではない!)を募集していました。かつて私は950円でルノワールのホールスタッフをやりましたが、隔世の感ですな。場所が良いとは言え、非熟練労働者が特別な条件がなくても1000円を大きく超える時給を得られるなんて。

が……しかし。ここ1、2カ月ほどでしょうか。物価の指数を含め、日本の景気を示す数字は、どちらかと言えば悪化しているものが多いんですよね。それで政府や日銀の判断も、しばらくは「まだ大丈夫」と頑張っていたけれど、最近はぐらつき始めている気配。

で、実は2週間ほど前に、妙なものを見つけました。「Sガスト」という飲食店。「ガスト」というファミレスの系列らしいのですが、メニューや店内構造が、全くもって、牛丼屋系なのですね。そして、かつて私が好んで食べた、あの松屋の290円チキンカレーみそ汁付。あれと同価格の、みそ汁付チキンカレーがあるじゃぁないですか!!
吉野家と松屋が共同歩調で価格競争の撤回を目指していたのに、Sガストがあっさり価格破壊を引き起こしてしまった。今後の両者の対応が見物です。やはり順調に景気回復・ゆるやかなインフレ、というわけには行かないのか。

……でも世の中の給料水準は改善しているわけで、僕の講師時給も上げてほしいんですがねぇ(苦笑)
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2006年11月02日(木)

あれ、話と違う?

テーマ:政治経済マーケット
ソフトバンク、予想外割への反響で転入に対応しきれないのかと思ったら、実は転出過多が原因だそうで。「あれ、話と違う?」けっきょくAUの一人勝ちで、ソフトバンクは対AU、docomoともに転出超過とか。信頼性・安定性の重要性が浮き彫りになった形でしょうか。そもそも孫社長、当初は「ソフトバンクは大人だから、値下げ競争はしないよ~」と言っていたんですが。そこからして「あれ、話と違う?」苦しい戦いが続きそうです。
もっとも、これは孫社長が悪いという問題ではなしに、以前からの積み重ねがあったんだと思いますが。パソコンベースのソフトバンク、今後の携帯の高性能化の中で、強みを発揮できるか、引き続き乞うご期待。
でもやっぱり淡々とスペック重視のファンを増やすウィルコムが堅気の商売をしているという印象は根強いのですが……

安倍政権本来の支持基盤から「首相になった途端、穏健派になってしまった」と不満の声。「あれ、話と違う?」穏健派は胸をなで下ろしました。
が、英米メディアの取材に対して改憲への意欲を語ったと報道が。改憲もいろいろあるけれど、9条見直しも含めて、と報道されていますが……今度は穏健派が「あれ、話と違う?」
けっきょく、組閣前から噂されていた「広範な支持を集めすぎた」はアタリなのかも。悩みは多いでしょう。大丈夫かなぁ。


へぇボタン。1クリック10へぇ

P.S.「字通」でたびたびお世話になっておりました、白川先生が亡くなられたそうです。


 合掌。
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2006年10月25日(水)

ニュース走り読み

テーマ:政治経済マーケット
新聞を読むと、いつの間にか世界は動いとる。いやはや。

・フォード赤字、4万人リストラ
アメリカの自動車メーカーが軒並み苦境なのは知っていたが、4万という数字も凄い。4万+その家族の人生が狂うということです。

・東ハト役員総入れ替え、中田は続投
「ハーベスト」や「ハバネロ」を販売する菓子メーカー東ハトはしばらく前に山崎パンの傘下に収まりましたが、役員のほぼ全員が山崎パン出身に入れ替わった模様。ただし、以前からブランド戦略に携わり、現在は同社CBO(最高ブランド責任者)である中田英寿氏(元サッカー日本代表)は続投。
しかし、ハバネロのアレンジで食いつないでいる同社の現在の商品戦略は、ちょっと力がない印象も。中田が関わったパッケージ一新(ハーベストやキャラメルコーンが大幅にポップに変わった。当時は大いに話題になりました)も、そう何度も使える手ではない。中田の創造性は一過性だったのか? あるいは、彼の創造性発露を支えるシステムがくずれてしまったのか。新奇さを追求し続けること自体に無理がある、という気も。以前友人が「サッポロポテト」を「これだけ新旧交代が激しい菓子業界で不動の地位を保っている」と激賞していましたが、そういう商品こそは企業の経営体力を支えるのかも。ハバネロは10年後も「菓子売り場には必ずある」という商品であり続けるか、否か。

・ヤフー利益最大、ソフトバンク携帯値下げ
ヤフーの売上高、営業利益とも過去最高。ネット広告の需要増加が主因。しかし、ソフトバンクが携帯の料金値下げ戦略を打ち出したのが気になるところ。
同社携帯間の電話、メールを無料とする定額制度(月9600円・キャンペーンで来年一月までに加入すると7割引の2880円で契約でき、この値段で加入すれば恒久的にこの値段で使える)を打ち出し、他社が同様のサービスを始めるなら24時間以内に対抗値下げを打ち出すと息巻いている。他社は「時間帯や通話相手によってはかえって高く、さほどの割り引きではない」と冷淡。
値下げで他社とバトルをくり広げるのは、値下げ合戦で仁義なき戦いに陥った上、サービスの質が悪化して顧客離れ、という展開に陥ることが多い。大丈夫なのかソフトバンク。
ただ、「顧客満足度No.1」をアピールしまくりのAUにも、シェアの大きさを強調するのに必死なドコモにも、ちょっと良いイメージはないのですが……三社のバトルを尻目に、ウィルコムのPHSに乗り換えるチャンスを伺うワタクシです。

・NTT光、黄色信号?
安い安いとシェア拡大中のIP電話、実は大規模な通信トラブルが続発しているとのこと。光ファイバーでの通信を制御するサーバは、以前の電話線交換機と比べて不具合がどこにあるのか分かりにくく、ソフトウェアのバグで問題が生じたりするとのこと。
まぁそれと直接の関係は無いけれど、光とオール電化の宣伝がしつこくてうんざり。もっとも、うんざりされる方だって、仕事とは言え若造に邪険に扱われてうんざりか。
もうちょっと住み良い社会になりませんかね。


寒くなってきました。ご自愛下さいませ。


暖かいお茶が幸せ
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2006年08月29日(火)

どうなる日本の景気?

テーマ:政治経済マーケット
すみません、経済ネタ連発です。どうしても気になりまして。

さきごろ日銀はゼロ金利解除を決定し、我々の周囲でも金利上昇の気配が漂いはじめていますが、そのゼロ金利解除が「時期尚早であった」と断言するエコノミストが出始めているのをご存じでしょうか。

根拠として挙げられているのは、先週発表された7月のCPI(消費者物価指数)予想では前年同月比+0.5%でしたが、フタを開けてみたら+0.2%と、予想を大きく下回りました。
数年前に、一度ゼロ金利を解除し、失敗した、その二の舞いだと言われています。もしその通りなら、日銀は再び政策を元に戻し、さらに強い政策を取らざるを得ないという話になります。そして、日本経済はもう数年間、不景気の中であえぐことになります。
ニュースでみると、銀行が貸し出し金利を上げることに対し、中小企業はかなり激しく反発している様子。確かに、ちょっとついていけない、という気配も感じます。
政府の動きを見ると、複数の日銀関係者が「デフレ脱却という見方は変わらない」と弁明せねばならない状況。小泉首相は「自分の任期中にデフレ脱却宣言を出すことにはこだわらない」と発言。やはりヤバいのか。


しかし、別な見方もできるかも知れません。CPIの算出方法がわずかに変わっており、これがある程度は効いていると言われます。まぁ、それは市場でも多く言われていて、織り込み済みという感じもしますが、もひとつ考えられることがあるかな、と。
7月は冷夏でした。夏物の消費は伸び悩み、物価は上がりにくかったことでしょう。
また、その後発表された失業率は改善しています。必ずしも、ダメだとは思えないのですが。


ポチッと景気を後押し!
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2006年08月29日(火)

王子製紙TOBも敗北

テーマ:政治経済マーケット
先日、AOKIのTOBが不調に終わったという話を書きましたが、昨日の新聞で王子製紙もTOBを断念したとありましたね。これで、日本初と言われた大企業のTOB2連発は両方不発で終わった形。

ま、そんなモンだろうなと思います。背景が違うんだから、なんでもアメリカと同じってワケにはいかんぞなもし。

あと、以前一時期付けていたへぇボタンが復活。


これがへぇボタン
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2006年08月19日(土)

日本にTOBは定着するか

テーマ:政治経済マーケット
中堅紳士服チェーンのフタタを巡る、コナカとAOKIの株式争奪戦に、昨日決着が付いたようです。もとから関係のあったコナカに経営統合し、TOBを仕掛けたAOKIは閉め出されたかたち。

この件を巡っては、「日本でも本格的なTOBの時代が始まった」と語られることは多いですし、確かに全体としてはその方向に向かっているのでしょうが、今回TOBを仕掛けたAOKIが閉め出された事は、日本の経済社会は、まだTOBをすんなり受け容れる状態にはないことを示しているのでしょう。

以下、耳学問ですが。

現在日本で進行する規制緩和・金融制度の改変は、一部では「世界標準に合わせることだ」と理解され、「日本の遅れた保守的な社会に、これで新しい風が吹き込む」といったイメージで捉えられているようですが、実際には国によって社会の実状は我々が考える以上に多様で、単純に「世界標準に合わせるのが進歩だ」とも限りません。(また、「それは世界標準ではなく、アメリカ標準だ」という批判の仕方もあるようです)

具体的に私の聞きかじったことをご紹介すれば、そもそも日本とアメリカでは企業の在り方が違うようです。アメリカでは、よく言われるように、企業に専属する人間が少ない。それは、たとえば自動車組み立て工なら、どこの自動車メーカーの工場に勤めても、仕事の内容は大して変わらないことから来ているようです。A社で10年働いた工員がB社に転属しても、10年間で培った経験は充分活きる。だから転属しても、さほどストレス無い。これが多くの職種について言えるんですね。
それに対して、日本の職場には、たとえば同じ自動車組み立て工でも、A社にはA社の、B社にはB社の、「うちではこうする」という慣習のようなものが多い。(慣習といっても無駄な習わしではなくて、これこそが日本のものづくりの強さの秘訣だとする研究もあるようです)だから、A社で10年働いた人がB社に転属してしまったら、また一から出直しになってしまう。一企業のひとつの職場で長く経験を積むことが、そのままキャリアアップにつながる。
これが産業構造のあらゆる面に浸透しているようです。たとえば、アメリカでは労働組合も、企業を超える産業単位でできている。また、同じ企業に属していても、従事する仕事の内容が違えば、所属する労働組合も変わる。一方の日本では、企業単位で労働組合が出来ている。同じ企業に勤めていれば、事務員も工場労働者も同じ組合の保護を受ける。

日米の企業組織と人の動きを示すと、こんな感じでしょうか。

水色の枠が労働組合で、藍色の矢印が人の流れ。
日本のシステムでは、職場での経験量が物を言うので、どうしても年功序列になるみたい。

だから、やっぱり日本では企業というものが、ひとつのカタマリとして重視されている。そこに人間が「一蓮托生」という感じで属しているんですから、そうそう経営陣をコロコロ変えたり、売った買った潰れた潰したとやってしまってはまずい。ある程度一貫し、安定していることが、企業に求められているんだと思います。

だから、そうそうTOBだの、M&Aだの、というわけには行かないんじゃないでしょうか。徐々には、増えていくでしょうけれども。
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2006年04月05日(水)

ヤマザキパン恐るべし

テーマ:政治経済マーケット
春です。春のパン祭りです。
各社がパンの袋に点数シールをつけています。
しかしねぇパスコ。それじゃヤマザキには勝てないよ……

ミッフィーのお出掛けトートバッグだとか、プーくまさんのランチボックスセットだとか、そういう物は、ああ良いなと思っても、ひとつもらえば充分。コレクターは二種類とも集めようと思うかも知れないけれど、それで終わり。
それに対して、ヤマザキパンの白いお皿は、一枚でももちろん結構。でも、期間中に二枚目が手にはいると、家族の人数分揃えたくなってきてしまう。すると、なんとなーく他のパンとヤマザキパンで迷ったら、ヤマザキパンを買っちゃう。トートバッグじゃダメなんですね。人数分揃えたくなるお皿は、怖ろしく賢い景品です。
パスコもスプーン・フォーク・ナイフセットとかを出せば……いや、ダメですね。それだとさすがに「数を揃えたくなるよう仕向ける」という魂胆が見え透いているし、デザインが難しい。その点、あの白いお皿は本当にうまい。無趣味といえば無趣味だけど、恐らくどんな家庭の食卓にも入り込める汎用性の高いデザインだ。ありゃー上手すぎる。やっぱりパスコ、勝てないよ……

しかしヤマザキパンの菓子パンは本当に不味いと思います(と言いつつ必要なカロリーを安価に摂取できるので頻繁に利用しています。はい)
その点、付加価値路線を突っ走る鈴木敏文のセブンイレブン独自ブランドのパンは、やっぱり美味しいですね。クリームが粉っぽくない。パン生地がベチャッとしていない。きちんと香ばしい。
ま、いちばん良いのは焼きたてのパンですね。ところが、歩いて行ける距離にあった近所のパン屋さんは潰れちゃったんだよなぁ……中小零細企業には、まだまだ景気は明るくないみたい。

そんなことを考える、春の1日。
株価はまだまだ上がると個人投資家の多くは思っている様子で、昨夜はユーロが暴騰。どうなる日本経済。どうなる世界経済。どうなる僕の就活。
ちなみにヤマザキの菓子パンも、トースターでちょっと焼き色を付ける一手間をかければ、かなり美味しく食べられます。お試しあれ。
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