第3147の解体ー心 その5 | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

科学で捉えきれないのならどうするか?



ここからが機械ではないニンゲン存在の面目躍如だ。

そもそも科学を必要以上にかいかぶり過ぎたここ200年ほどがボクらを
ダメにしたのかもしれない。

もちろん、それまでの迷信まみれ、宗教まみれの歩みよりはかなりマシな
時間が流れたことは確かだろう。でもね、そんな功績のあった科学こそが
現代の宗教、迷信になってしまったんだ。それは最新の流行が数年後には
時代遅れになるように、科学の探求そのものが科学を時代遅れにしたって
ことなんだよ。

心。そこで展開される思考や感情、感覚に思念、情動などを今の科学で扱
うことは出来ない。現行の科学にはその準備がそもそもないんだよ。

科学は心を度外視して進歩してきた

ものだからね、最初から。

物理学の追求はボクらを宇宙創世の瞬間、ビッグバンやそれに続くインフ
レーションというような壮大な景色へと導いた。その素晴らしさはそれま
での科学以前の時代には得ることが出来ないものだったけど、もはやその
歓喜は終りを告げる頃だ。

なぜそうなったのか、どうしてこうなっているのか、何がそうさせたのか、
究極的には何があるのか・・・そういう問いに答えるような新しい科学、
科学というよりニンゲンの叡智の総合体のような方向へと進むことが、そ
れのみがボクらを良い方向へと連れて行くんじゃないかな。

そろそろまとめよう。