第3146の解体ー心 その4 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
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心を脳に帰するのは・・・



ニンゲンを単なる機械だと考えるということ・・・

でもね、それは違うんだよね。
ボクらは機械ではない。間違いなくそれ以上のモノなんだ。

確かに部分的に見れば機械的な動きに還元出来なくもないように感じるこ
とはあるだろう。仮にニンゲンを機械と同等なモノだと仮定しよう。それ
は心の働きを脳の状態や機能に還元することであって、その精密なマシー
ンは一定のアルゴリズムに沿って動作することとなる。

しかしながらそのことはゲーデルやチューリングなどの錚々たる数学者、
論理学者たちによる不完全性定理によって否定されているんだよね。つま
り、ニンゲンの

心はアルゴリズムに還元出来ない

ということなんだよ。

そこにアルゴリズムのランダム性という概念が加われば、まさにボクらは
フクザツ怪奇、奇妙奇天烈な存在だってことになるんだよ。分かりやすく
言い換えれば

現在の科学のスタンスでは捉えきれない存在

ということ。

もしボクらがボクら自身のことをもっと理解しようと思えば、まさに新し
い科学が必要になる。それはもはや科学ではないだろうけどね。

もう少し行こう。