第3148の解体ー心 その6 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

ボクらの直感は正しい・・・



心を磨いてこそ人間なんだよ。

心の哲学でいくらココロの中枢に切り込もうとも、脳科学を用いてココロ
を生理学的な反応に還元しようと足掻いても、はたまた心理学を使ってコ
コロを計測可能なものにしようと奮闘したところで、ココロはボクらの理
解をすり抜けていくんだ。

それはね、実際に野球の真髄に触れるために日夜血の滲むような努力をす
ることなく、外側から野球を詳しく分析しただけなのに、一丁前のこと、
あるいはそれ以上のことを語ろうとする評論家のようなゲスな種族にボク
らが成り下がっているからなんだ。

ココロについて知る、その真髄に肉薄し、これまでの理解とは違う悟りを
もたらすには

懸命に心を磨く努力をし続ける

ことなしに実現しないんだ。

誰でもメジャー・リーガーになれるなんてことはない。
特別な技能でセカイを唸らせるようなニンゲンになることも大抵のニンゲ
ンにはムリなことだろう。

でもね、ココロを磨いて、ホントに価値のあるニンゲンになることは誰に
も出来るんだ。そして、それこそがニンゲンとして最も価値のあることな
んだよね。

持っているゼニの量なんて関係ない。
どれほど世間の賞賛を得ていようがそんなものは何の価値もない。
どんなに美しい外見をしていようが、一皮むけば単なるシャレコウベだ。

科学で捉えられないんだから、ボクらはジブンたちの探索でココロを捕ま
えれば良い。それは、ジブンを知ることであり、セカイを知ること、そし
て、生きることの意味を知り、ココロから病んで、死に病を引き寄せるな
んてこととは無縁の人生をフル・スロットルで生き抜くことにつながるん
だよ。

そういった意味ではこのセカイはココロの世界だ。
心こそが唯一の真実在だとする「唯心論」も悪くない理屈なのかもね。