第2963の解体ーなぜ何もないのではなく何かがあるのか その5 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

その解に肉薄するのは・・・

なぜ何もないのではなく
何かがあるのか


哲学か、宗教か、科学なのか、それとも・・・

ボクらが根源的な問いを発する時、ボクらはホントにその答えを求
めているだろうか? 仮に「死の後に何かがあるのか」みたいな問
いで考えてみれば分かりやすいと思うんだけど、死というモノの性
質上、前世記憶について語ろうが、幽霊、亡霊目撃談を取り上げよ
うが、臨死体験を持ってこようが、究極はあるともないとも言えな
い問いに対して、どんな答えの側に立とうが、それはムダなことな
んだよ、あえて言ってるんだけどね。

つまりね、これは

ニンゲンとしての心根のモンダイ

なんだよ。ダーク・マターやダーク・エネルギーの正体については、
ボクらはいつの日かその解答を得るだろう。でもね、「なぜ宇宙が
誕生したのか」だとか「何のためにこの宇宙はあるのか」みたいな
問いについて、これこそ正しい唯一の答えだと言えるようなことに
は決してならない。これは断言しておいても良いだろうね。

賛成派や反対派でガタガタ言っていても良いモンダイと、そうでは
ないモンダイってのがあるんだよ。でもさ、ボクらはそのことをよ
く分かっていないよね。まったくもって傲慢なんだよ。

ジブンたちからこの傲慢さが取り除けるのかということについては
あまり考えていないのがボクら。そのクセ、その他のことについて
は答えが出せると思っているのがボクら。ホントに考える必要があ
ることは放ったらかしで、どうでも良いことについてはやかましい
ぐらいに食い下がる。

仏陀の考え「無記」について少しは理解した方が良いね。
それがベストではないけれど、今のボクらにとっては大事なことか
もよ。