第926の解体ー脳の比較 | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

脳こそがすべて?

脳の比較

脳がなければ解体だって出来ないもんね。

この項では「地球上の生物の脳の違い」について比べてみようか。
これがボクらにとってはとっても興味深いことにつながっていくん
だよね。

神経が集まっただけの脳のようなモノから、ボクらが上手く使えて
いるのかどうか大いにギモンの大変複雑なモノまで。生物の脳とい
ってもゼ~ンゼン違うんだけど、この違いが何を生みだすのかを考
えるのは重要だね。

脳の大きさ、重さの違いでいけば圧倒的にクジラがトップ。ゾウな
どの大型哺乳類が続き、意外とニンゲンがかなり上位にいる。でも
これはアンフェアだよ。カラダの大きさの違いを考慮に入れないと
ね。そこで体重に占める脳の割合で見ると結果は大いに異なる。ハ
ツカネズミでヒトの3倍以上。スズメやテナガザルにも負けてる。
ヒトより下にはクジラはもちろん、ゴリラにネコにイルカにカエル
と様々だね。これでも分からないねえ。

そこで登場するのが脳化指数。これは単純に体重に対する脳の割合
じゃなく、哺乳類なら哺乳類という同じ種類の動物の脳の重さの平
均で調べたい生物の脳の重さを割って、そこに・・・と出し方が結
構ややこしいので割愛するけど、一般的にこの値が高いほど知能レ
ベルが高いとされているんだよね。ちなみにヒトは0.89。イルカが
0.64、カラスが0.16、イヌが0.14、ブタは0.05だって。
ニンゲンがイチバ~ンってことなんだろうけど、う~ん。

大きさ、重さ、体重差、脳化指数ではどうもよく分からないね。も
っと重要なのは脳の構造なんじゃないかな。

どんな脳がそこにあるのか

これこそがもっともオモシロい脳の比較なんだよね。ここを掘り下
げていってみよう。