信じる? 信じない?
輪廻
こんな立ち位置しかないんだろうか?
信じる派の本を読んだりすると「生れ変わりってあるんだなあ~」
なんて無邪気に思う。その反対の立場のヒトの講演を聞いたりする
と「死はすべての終わり、何にも残らないよ」なんて考えたりする。
そのどちらが正解か? 軍配はどちらかに上がるのかもしれないけ
ど、どちらにも上がらないかもしれない。ボクらの想像を超えるま
ったく別のシステムがあるのかもしれないし、永遠にそのギモンを
ボクらは解くことが出来ないかもしれないもんね。だから
どう考えても良い
んだよ、こういうことは。
輪廻があるのかないのか、死後のセカイがあるのかないのか、宇宙
はどうやって生まれたのかなど、ボクらに解けないことというのは
それこそ山ほどある。
信じやすいヒトが生れ変わりや霊の存在をかたくなに疑わないのも、
懐疑こそイノチのヒトが科学をもってそんなもの侮蔑しながら一蹴
してしまおうと、どちらのスタンスもヒジョーにバランスが悪いん
だよね。
解けない謎に答えを与え、それを信じ込むという在り方は、当人に
とっての真実が何であれ、間違っても
絶対に正しいなんてことはない
んだよ。ボクらは往々にしてこんなシンプルなことを理解しないん
だよね。ボクらニンゲンというのはどうしてこんなにも傲慢なんだ
ろうね。時々おかしくならない?