第453の解体ー強さ その5 | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

ドンドン行こう。

強さ

続いては

世俗の欲を脱ぎ捨てた聖職者
 自らの煩悩を見据え、その超克に人生のすべてを賭けるヒト
 たち。彼らこそニンゲンの理想のスガタ。そうかな?

 様々な宗教でこういう試みに挑んでるヒトたちが世界中にい
 る。彼らはニンゲンの愚かさを憂い、その誤りを正そうと、
 すこしでも何かが変わればと考えて生きてるようだけど、実
 はそうでもない。自分たちだけがセカイの歪みを見抜いてる
 かのような傲慢さは、即自分たちが信じる教義、教祖、神、
 の至高さを讃えることにつながるもんね。自分たちの盲信、
 より広く深く偏らない知識、考え方、感じ方、行動の仕方を
 モノにするための苦闘には加わらない。いくら神聖を装って
 も分かるヒトには分かるよな。


 神にすがる強さなんてない

 一言で言えばそういうこと。それでも彼らはこう言うだろう
 ね。「ワタシたちは弱きもの。それに気付いてるだけのこと
 です。」なんてね。タワゴトだよね。

ホントの強さはここにもない。ただ悲しいニンゲンのありさま
があるのみだね。