第454の解体ー強さ その6 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

そろそろ本題に入ろうか。

強さ

かなり分かってきたでしょ。

色んなタイプの「強そうな実は弱いヒト」を見てきたけど、まだ
納得してないヒトもいるだろうね。それ以上に自分が弱いからと
言ってあまり卑屈にならないように。それはそれで良いんだよ。

いつまでも相対的に過ぎる、自分本位的なモノの見方にばかり縛
られていたらダメ。弱そうに見えてホントに弱いボクらの方が希
望は多いんだからね。

というのは、何となく周りにもそう言われてるし、自分でも少し
ばかり、時には大きくフツーのヒトとは違うなんて思い込んでし
まったが最後、どうしようもなくニンゲンの基本的性質に支配さ
れているにも関わらず、


自分はスゴい! 他とは違う!

なんて酔っぱらってしまって、それを強さと錯覚してしまうんだ
よね。実のところは強くも何ともないのに、そう思ってしまった
らおしまいだ。もう一生の間ずっとその見当違いの自己に酔って
生きていくしかなくなるんだ。もちろんホントの強さとは?なん
て考えることもなしにね。

だから、ボクら弱くて弱いヒトの方がまだ可能性があるんだよ。
玉転がしで優勝する必要なんてない。自分の名前を誇らしげに入
れた「何とか財団」も「ホニャララ基金」もいらない。自分の下
半身の制御も効かないのに他人に神の道、仏の道を説くなんて恥
ずかしいことをしなくてもいいんだ。


強さは弱さの直視

からしか生まれないんだよ。間違いでも強いなんて思ってるとし
たらもうそこでほとんど終わってるんだよね、ホントは。