やっぱり白髪には「白髪染め」じゃないとダメなの? 「ヘアカラー」とどっちがいいのか、美容師に聞い | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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やっぱり白髪には「白髪染め」じゃないとダメなの? 「ヘアカラー」とどっちがいいのか、美容師に聞いてみた結果

やっぱり「白髪染め」じゃないとダメ…?

やっぱり「白髪染め」じゃないとダメ…?© オトナンサー 提供

 

 美容院で髪を染めるときの選択肢として、多くは「ヘアカラー(おしゃれ染め)」と「白髪染め」の2

種類があります。

 

ここで疑問なのが、「白髪を染めたい場合は、やはり白髪染めにしないとダメなのか?」という点。「いつもヘアカラーと迷う」「ヘアカラーでは白髪は染まらないの?」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

 

【実はNG!】「えっ…やっちゃダメなの!?」 これが、ヘアカラー当日に「しない方がいいこと」です

 

 実際のところ、白髪を染めたいときは「白髪染め」と「ヘアカラー」のどちらを選ぶべきなのでしょうか。美容師の原木佳祐さんに教えていただきました。

両者の作用は「全く違う」

Q.「白髪染め」と「ヘアカラー」には、どのような違いがあるのですか。

原木さん「白髪染めとヘアカラーで大きく違うのは、『色を入れる作用が強いか、色を抜く作用が強いか』という点です。

 

白髪は、髪の毛の中にある色素『メラニン』が加齢などによって減少することで発生します。白髪染めは、色素が少なくなった髪の毛に色を入れていく、という仕組みのものです。

 

一方、ヘアカラーは、メラニンの色素を壊して一度脱色させることで、髪色に変化を出すことが特徴です。何となく想像できるかもしれませんが、ハイトーンにしたい場合はその分、脱色の作用を強めなければならないため、明るくできる染料はそれだけ色素を壊す力が強い、ということになります」

 

Q.白髪を染めたいときは、やはり白髪染めでないとダメでしょうか。ヘアカラーでも問題ないですか。

 

原木さん「先述したように作用が全く違うので、白髪を染めたい場合は基本的に白髪染めを使うことになりますね。脱色作用の弱い、5~6トーン程度であれば普通のヘアカラーでも染まることもあるかもしれませんが、プロの美容師でも経験が必要な施術だと思いますし、あまり一般的ではありません。

 

『白髪染めをしたいけれど、あまり髪色自体を暗くしたくない』という人は、比較的明るいトーンの白髪染めも出てきているので、美容師と相談して決めていただくとよいかと思います」

 

Q.ちなみに、白髪のケア方法は、黒髪のケアとは異なるのでしょうか。

 

原木さん「白髪は遺伝や老化などによって起こるもので、ダメージや弱っている髪の毛というわけではないので、特別にケアが必要というわけではありません。

 

ただ、白髪染めをした直後は、シャンプーの泡やタオルに染料が付着してしまうこともあるので、少し取り扱いに気を使っていただくとよいでしょう。ヘアマニキュアをしたことがある人は経験があるかもしれませんが、白髪染めは染料の成分が多いため、染めたては特に、髪の毛から染料が流出しやすい状態になってしまうのです」

 

 確かに、元の髪色が全く違うことを考えると、両者の成分や作用が異なるというのは納得ですね。以前は「白髪染め」というと真っ黒に近いようなカラーが多かった印象ですが、最近では自然な色味のブラウンなど、ある程度カラーラインナップも増えてきているのだとか。どのように染めていくかは、ぜひ担当の美容師さんと相談しながら決めてみてくださいね。

オトナンサー編集部