【大顔・たるみ・ほうれ線が気になる人に】顔が引き上がる!1回1分のフェイスライン引き締めケア© AdobeStock
顔って小さくできるの?
顔に関する悩みは人それぞれありますが、中でも小顔への憧れが強い人は多いと思います。たしかに小顔であれば頭身が増えるため、スタイルがよく見えますよね。
顔の大きさはむくみや脂肪と関連がある
一方で「元々の骨格が関係するものだから、小顔になるのは無理」諦めている人が多いのも事実。
顔の大きさは骨格のせいだけではありません。顔の筋肉が衰えることによるたるみ、運動不足による脂肪の蓄積が原因で大きく見えているだけということもあるんです。
日頃からむくみやすい人は塩分の摂り過ぎやアルコールの過剰摂取に気をつけたり、運動不足を感じている人は運動によって輪郭をスッキリさせることは可能です。
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顔の筋肉を動かさないと硬くなる
私たちの顔にも筋肉があります。総じて「表情筋」と言われますが、表情筋をきちんと使えていないと顔が大きく見えてしまうことがあります。
例えばまったく笑わなければ目元や頬周りの筋肉を動かす機会が減ります。筋肉は動かさないと硬くなり、それらの部位の血流は悪くなります。
そうなると老廃物が溜まりやすくなり、筋肉がむくんで大きく見えてしまうのです。さらに表情筋は頭や首、肩の筋肉ともつながっているので、首こり・肩こりに悩んでいる人や運動不足の人も顔の筋肉が硬くなる傾向にあります。
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リンパの流れをよくしよう
顔の周りにはリンパ節がたくさんあります。老廃物がたまってリンパの流れが滞るとむくんだ状態になり、たるみやすくなることから顔が大きく見えてしまいます。
表情筋をほぐしてリンパの流れを促すことで、むくみやたるみがスッキリして小顔に近づけることができます。
顔のリンパ節をほぐすと顔自体がスッキリするだけでなく、首・肩こりも解消されるので、そちらでお悩みの人にもおすすめです。
1分でOK【フェイスライン引き締めケア】
紹介するケアとストレッチは、「気持ち良い」、あるいは「痛気持ち良い」くらいの感じで行ってください。入浴中や入浴後のスキンケアタイムに行うと、効果がより感じやすくなります。
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① 顔を正面に向け、両耳をつかんで回す。気持ちの良い強さで引っ張りながら、前回り・後ろ回りを繰り返す。
② 耳たぶの付け根部分をひと差し指と中指で押さえてクルクルと回す。
③ あごの骨の下に親指を入れて押し上げる。エラからあご先まで親指で優しく押しながら移動する。あごの先端で両親指が揃ったら、そこからあご上に突き出すように力を入れる。
④ 両手を胸の前でクロスして、胸を軽く引き下げるように手に力を入れる。そのまま顔を天井に向けて首の前を伸ばす。
⑤ 無理がなければ天井を見上げたまま、舌を突き出す。
これらのストレッチをすることで、フェイスラインにあるリンパ節を刺激して、顔周りをスッキリさせていけます。むくんでいたり、顔の筋肉が硬いと痛みを感じることもあるので、無理なくゆっくり動かしてみてください。
途中で痛みや違和感があった場合は運動を中止してください。呼吸は常に自然に繰り返していきましょう。
動きの詳細は以下動画からも確認いただけます。
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。インストラクター育成講師として活動しながら、ヨガインストラクターの駆け込み寺でもある Kalavinka YOGAを主宰。大学時代にヨガと出会い「体だけでなく心にも変化が起きている」と気づく。生来の生きづらさ(エンパス)と上手く付き合いたいと思うきっかけとなる。現在も学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫と娘と一緒に、時々ご飯が宙を舞う生活を楽しんでいる。