医師がおすすめする「腸活」にいい食事とすぐできる習慣 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

「腸活」の記事はよく目にするけれど、情報が溢れていて実際のところ何を食べたらいいのか、そして何をしたらいいのかわからない…という人も多いはず。

そんなときは、やはりプロに頼るべし!確かな見識をもった医師が実際に行なっている腸活なら間違いないはず…ということで、腸活マニアである「わかばクリニック」の工藤清加理事長も取り入れている、ほんのわずかな時間でできる腸活ルーティンを教わりました。

監修:工藤清加先生/わかばクリニック 理事長
わかばクリニックを拠点に健康美容のトータル医療を提供。レーザー治療10万件を超える症例経験を持つ。特にアンチエイジング研究に特化しており、多くのVIPや有名人が訪れる。

そもそも「腸活」って何? どんなメリットがあるの?
腸活とは、一言で言うと“腸を鍛える”ことです。ではなぜ腸を鍛えると良いのかと言うと、腸は栄養や水分を消化・吸収して、不要物や悪い病原菌を排除し体を守ってくれるから。免疫力の70~80%を腸内環境が司っているとも言われています。

腸活をすることでウイルスの侵入を防ぐだけでなく、体をサビさせる原因となる活性酸素の害を抑制しますし、幸せ物質のセロトニンやドーパミンの産生を活発化するので、体にも肌にも心にも良いんです。

 

なので、免疫力を上げたいとき、腸活をするのはとても良いことなんですよ。

人間は本来、体の機能がきちんと働けばすべてが上手くいく仕組みになっています。今の腸の状態を知りたいなら、便をチェックしてみてください。便秘も下痢もなく、便がきちんと、正常かつ適切な硬さで出ていますか?

そうでなければ、腸活に励んでみて!まずは、免疫に役立つ栄養素を食材からきちんと摂って、身体のベースアップをはかりましょう。

朝起きたらすぐ、「青汁」を一杯
所要時間:約10秒

1日の始まりは青汁から。市販されているパウダータイプの青汁にオリゴ糖を混ぜて飲むだけなので、10秒もあれば朝のルーティンは完了です。

青汁は栄養が豊富で、様々な健康効果を期待することができます。特にクマ笹の青汁は免疫力を高め、食物繊維を摂れるのでおすすめ。これに善玉菌を増やして腸のコンディションを整えてくれる、オリゴ糖を混ぜれば完璧です!

夏は青汁であれば何をベースにしているものでも構いませんが、体を冷やしがちなケールは、冬に摂るのを避けた方がベターです。

ネバネバの「海藻」で腸を元気に
所要時間:約1分~

食物繊維が豊富な海藻は、腸内細菌の餌となって働きます。つまり餌を与えて腸を活発化させてくれる食べ物です。また、海藻は水に溶けやすい水溶性の食物繊維。溶けにくい不溶性食物繊維よりも細菌の餌になりやすいので、毎日摂るとより体を健康に導きます。ネバネバ成分のフコイダンも免疫力アップに働きかけてくれますよ。

海藻の料理は味噌汁やスープなどいろいろありますが、手軽にパパッと食べるなら、三杯酢などで味づけされたパックを。ちなみにわかめは乾燥タイプでも生タイプでも栄養素は変わりませんので、お好みで選んでください。

寝る前は「アマニ油」を大さじ1杯
所要時間:約10秒

頑固な便秘にすごく良いのがアマニ油。腸の表面を油でコーティングしてくれるので、便の滑りを良くして快便へと導きます。ポイントは、夕飯を食べて数時間経った就寝前に摂ること。胃にモノが詰まっていない状態がベストです。

アマニ油はオメガ3系脂肪酸を含むため、血液循環が良くなり代謝を促進するので、生活習慣病の予防や肌をきれいにする効果が。ダイエットにも良いと言われています。

 

熱に弱く酸化しやすいので、真空ボトルを選んでくださいね。仕上げに白湯を一杯飲めば、腸の働きがアップします。便秘がちなら、白湯も忘れずに。

腸活においてNGな行動って?
食生活の乱れが腸活の天敵です。偏食だったり、インスタント食品やジャンクフードばかり食べて、野菜を摂らなかったりすると良くありません。食べ物や水など、口にするものが体を作っていますので、バランスの良い食生活を心がけてください。

また、体を冷やすのもNG。体を温めると体温が上がり、免疫力も上がると言われています。熱中症の時以外は、常温か温かいものを。腸活は毎日と、長年の積み重ねが物を言います。

 

スタートは早ければ早いほど良いでしょう。そして、やるなら長~く続けて欲しい。だから簡単で手軽なものから試してみてください