読書会
今日は読書会に行ってきました。(参加者は私をいれて五人)
皆さんのお薦めを載せます。
- 愛の話 幸福の話/美輪 明宏
- ¥1,575
- 面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則/本田 直之
- ¥1,050
人の説明を聴いていると、どれも読みたくなるものです。出会いに感謝。
今日は、帰りにジュンク堂に寄って、今はこれを読んでいます。(お薦め本ではなく、最近は物語に傾倒してるもので・・・)
- グリム童話〈上〉 (ちくま文庫)/ヤーコプ グリム
- ¥672
- Amazon.co.jp
改めて読むと、なんだか驚かされますね。ひとつひとつがすぐ読めちゃうので、世界旅行をしているようです。
ブックサーフィン
- ブックマップ プラス/工作舎
- ¥1,890
松岡正剛氏が登場の情熱大陸を見ました。すっごい人ですね。ああいう本棚にしたいと思います。編集って言葉に憧れて育った十代を思い出します。
- 続 シャングリラの予言/立川 直樹
- ¥1,995
そしてもう一回。
- 松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦/松岡 正剛
- ¥1,575
ネットサーフィンに負けないくらいの、怒涛のサーフィンができますよ。若しくは「ハチワン」のダイブと言った感じでしょうか。それでは、潜ってきます。
近況
宗教って今の自分にとっての意味はなんだろうと考えています。最近物語としての宗教という観点から触手が伸びているところです。
- Pen ( ペン ) 2010年 3/1号 [雑誌]/著者不明
- ¥600
- キリスト教徒ではありませんが、旧約聖書、新約聖書の物語は引き込まれそうです。
今月の月一漫画購入は「火の鳥」でした。
- 日本昔話ハンドブック 新版/稲田 浩二
- ¥1,890
最近の物語触手欲求は、昔話、神話にも伸びています。そんな中の一冊。
- 松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦/松岡 正剛
- ¥1,575
そんな折、この本を買ったので、またいっぱい欲しい本が出てきそうです。
火曜日のねじまき鳥
この第一章の「火曜日のねじまき鳥、六本の指と四つの乳房について」は短編で読んで、この本で、2,3度読んで、中々気分が乗らずに先に進めなかったのですが、ここ最近、一気に読んじゃいました。文体の美しさが解る日本人でよかったと思います。心の奥、どこかとはいえない何か響く、そしてひっかかるような気持ちにさせますし、ある時は僕になりきり、また客観的に読めた素晴らしい小説だと思います。読みたい本は山のようにいっぱいあるので、流行にはついていけてないですね。時間を作らねば。
5月病終了
明日からすでに6月。少しずつ、復帰する予定です。
皆川亮二といえば、スプリガンなのですが、宝石を題材にしたジュエルマスター(宝石使い)のこの物語も結構面白いですよ。盛り上がりそうで、淡々と短編を続けるところが少しもどかしいのですが、も少しキャラを増やしてエピソードを多くしてからの展開待ちというとこでしょうか。
何が違うのだろうか
- 本当はちがうんだ日記 (集英社文庫)/穂村 弘
- ¥480
- Amazon.co.jp
解説で三浦しをんが(「こうありたい」とこころの底から願うのだ。)と言わせるしなやかな強さ。読めば読むほどくせになりそうです。一人でいる時に読むと、何故か勇気づけられてるような気がするエッセイでした。誰もが考えていそうで、そんなでもないような、でも引き込まれて一人で笑っている自分を見つめなおすいい機会でした。どれも面白いのですが、エスプレッソ、夜道からの電話、焼き鳥との戦いなどが心に沁み入りました。
ちょっと反省な日々
最近物事を考えないようになってしまった。日々の生活に活力が無い。どうすればいい。ひょっとして五月病か。
こんな時は、できることを、確実に。少しずつ、慌てず。
日々の生活に活力を、そして少しは考えよ!
トロイの木馬 X細胞
- X細胞は深く息をする (New COMICS)/やまあき道屯
- ¥1,400
- Amazon.co.jp
医療研究を題材としたミステリー。不治の心臓病で亡くなった初恋の人、優子。優子を愛した2人の男。そして15年後。ips細胞と、人工心臓。医療とは、倫理とは、命とは何か。400ページを超える大作。原タイトルは「エナジィ」こんな良書がポンッと本屋にいきなり並ぶとは、つくづく、世の中についていけないなぁと思わされます。ストーリーの展開はきれいすぎるくらい上手くできています。ほんとに上手く出来すぎと言いたいほどに。生きているものと、生きていないものの違いとはなにか。また、福岡ハカセの本も読みたくなるのでした。
アンダーカレント
淡々と続く日常、失踪した旦那。そして新たな登場人物、淡々と、ほんとに淡々と進むストーリー。コマ割が映画的で空間で読者を惹きつける「間」がある漫画。ぜひ、映画化してほしい作品。誰か映画化しないだろうか。作者は小説的、いや、映画を一本撮る感じでこの漫画を描いたのではないかなって思わせられました。短編の漫画としてはここ最近の中で秀逸。仕事ばっかじゃ駄目ですね。反省。
この漫画は、映画「水の女」と見比べながら読むことをお薦めします。「水の女」のオマージュ的な作品に仕上がっています。共通点は、舞台設定の銭湯と、菅野よう子ってとこでしょうか。菅野よう子といえば、「Cowboy Bebop」がとてもかっこ良いと思いますが、「水の女」の音楽もなかなか良いです。個人的な意見ですが、「水の女」を見てからこの漫画を読むと、いっそう味わい深さを感じるかもしれません。
最近やっと鬼のような忙しさから少しだけ解放され(まだまだ忙しい日々ですが)、少しでも書いてこぉと思います。