毎度どうも、(自称)ロックキーボーディストのせいやまです。
そう名乗っている割には先日の【Den-Cocco(as Cocco)】やら【be soul!!(新旧ソウルナンバー)】やら弾いてたりしますが。少なくとも見た目だけはロックであること間違いなし、何たって金髪ロン毛ですから。『なんでそのスタイル?』と問われれば答えは簡単、「カッコいいと思っているから」ですよ、実際どう見られているかは別として。“年相応”とか言ってると一気に老け込んじゃいそうな気もする一方で、そろそろ考えなきゃいけなそうなお年頃。
とまあ、それはいいとして。
今を遡ること数十年前の中高生の頃、実は「“ハードロック”なんて一生やることないだろうな」と思ってました。以前も書きましたが、バンド活動に足を踏み入れたきっかけは【YMO】でしたから。それがどうしてこうなった?というお話をかいつまんで以下に記します。これ、ごく一部の身近な人しか知らない秘話中の秘話です。本日をもって世界中に知れ渡りますけど😅
初体験は中学1年生のとき(あ、ソッチのじゃなくて)
どこの学校でもおそらくあったんじゃないでしょうか【文化祭】、通っていた中学校では【学芸発表会】という名称でしたが。そこで3年生の先輩方が演奏しているのを聴いたのが最初でした。
ちょっとヤンチャな(当時ツッパリ、のちにヤンキーと呼ばれるような風体の)先輩たち、どちらかといえば【横浜銀蝿】が似合うようなヘアスタイルで、演奏されたのはかのDeep Purple(以下DP)のナンバー。たぶん何曲か演奏されたと思うのですが、“Highway Star”以外は記憶から抹消されているようです(先輩ごめんなさい)。編成は…確かギタリストが3〜4人はいたと思います。あとヴォーカルは1オクターブ下げで歌われていたような。ギターの音色がとにかく歪んでいて、時折「ピーヒョロロ」ととんびでも飛んでいるのかと思うハウリング、それが3本〜4本のユニゾンで8分を刻むのですが、当然合うわけもなく。ほぼ『グゥオオォーッ!』という轟音、そして時々入る『ダー!ダー!(C B♭)』。キーボードはいなかったと思います、もしくはいても全く存在感ありませんでした。
「これが“ハードロック”という音楽なのか!」と誤認したまま、翌年YMOと運命的な出会いを果たしたというわけです。
そりゃそっちに流れますって。
そこからの流れはこの前したためたブログを参照してください。
そんな感じで(読んで頂けた前提)【ミカバンドごっこ】や【ひとりTAKANAKAごっこ】に興じていた高校2年のある日。同じ楽器店に出入りしていたある音楽仲間のギタリストから、『今度DPやるんだけど、キーボード弾いてくんない?』と誘いを受けました。
あの中学1年時の体験がフラッシュバック、即答で「やだ!!(0.05秒)」と断ったのに『とにかく聴くだけ聴いてみてよ、返事はそれからでいいから』と食い下がられて、渡された1本のカセットテープを家に帰って渋々ラジカセにセット。
1曲目に収められていたのは【BURN】。
その日だけで何十回聴いたことか。
「なにこれ!カッケー!!」それまでの誤解をリッチー(ブラックモア)をはじめとしたDPのメンバーの皆さんに土下座して謝罪したいぐらいの後悔の念にかられました。あ、ジョン(ロード)には謝りません。だってDPにキーボーディストがいるというのを音によって知ったのはそれがはじめてでしたから。
で…こうなりました(割愛)。
友人知人のキーボーディストの方々で、ジョンのフォロワーは決して少なくありません。もちろん自身も少なからず影響を受けていることは否めませんが、それらの皆さんからすると所詮“ニワカ”です。いや、すごい人はホントにすごいですから、そのこだわりようが(良い意味で)。
そんな皆さんをさしおいて、3月にこちらのイベントに出演させて頂きます。
もちろん全曲DP!ジョンへのリスペクトを込めて本気でやらせて頂きます(いやいつでも本気ですが)
チケットは既に発売中、ご興味ご関心のある方は是非遊びにいらしてください。
続きはこちら↓