ミュージシャンっぽい日常の日記 | KeyboardだってROCKだぜ

KeyboardだってROCKだぜ

引き際を見誤った、金髪ロックキーボーディストの日常。

いやもうホント、タイトル通りです。

 

先週金曜(10/23)は、新宿歌舞伎町クロウダディ・クラブで“LIN LIN 6”(as Deep Purple mk.Ⅳ&Tommy Bolin)の1月以来のLIVEがありました。2人のギタリストを擁するバンドですが、その一方のGOKI(吉永訓春)さんの【還暦イヤー】の一環としての開催です。こんな状況(説明不要ですね)でなければ、もっと大々的に行われたはずですが…逆に忘れられない年になるかも知れませんね。

そのGOKIさんのお誕生日当日である10/21に都内某スタジオにてリハーサルを敢行しました。『音量こそROCKの醍醐味』という時代の音楽をトリビュートするわけですから、まあ皆さん音がデカイ(^^; 久しぶりに耳が「キーン」となりました。ROCK系の現場の時は普段耳栓をしてリハや本番に臨む(耳は大事ですから)んですが、久しぶりだしたまにだし、まぁいいかなって。→軽く後悔しましたけど。

 

迎えた当日、会場の前に車を停めて降りた瞬間いきなり職質にあうの巻(笑) まあ場所柄というのもありますが、まさに瞬間でしたので思わず笑っちゃいました。いやーお仕事ご苦労様です。

搬入〜セッティング〜サウンドチェック/リハーサルそして本番という当たり前の流れすら楽しく感じるのは、やはり時勢のせいですね。リハーサル終了後にキャッシュオンで軽く一杯、たとえわずか一杯でも会場に還元しないと。だってこうしてLIVEが開催できるのも会場のウィルス対策が万全だからこそですもの。

そして本番は…やっぱり音デカイ。「絶対みんなリハより音量上げてるよね?」ってぐらい。えぇ俺も上げてます、ほんの2目盛ほど。きっと往時のミュージシャンもそうだったでしょう、というところに敬意と称賛を込めて。

中身はといえばインタープレイの応酬で予定より長めの曲もあり、おかげで(当初のセトリから)1曲削るという展開もありで終了しました。音楽は生ものですから♪

《※ガラの悪いLIN LIN 6のみなさん》

 

 

なおこの“LIN LIN 6”、今週末の11/1(日)は大阪です。会場は我が大阪の実家こと阿波座BIG JACK。

ゲストVo.にMARINO(マリノ)のLeoさんを迎えてお贈りします。

 

 

 

 

明けて翌日は、夕方から“VAX POP(ヴァックスポップ)”のリハーサル。前日に引き続きGOKIさんと一緒。“VAX”での音出しは昨年の10月以来。

午前中に起きて復習予習からの譜面起こしと軽く音作り。というのも改めて予定曲の音源をさらってみたら知らない(=演奏したことのない)曲があったという不手際にて。確認大事ですね、うん。


VAXは前日と違うセットで↓

 

予定曲を全曲あたったのち、GOKIさんが『リハーサル配信しようや』ということで何曲かFacebook経由で配信。

(配信動画よりキャプチャ)

 

 ご覧頂けた方には、適度なユルさと緊張感がお楽しみ頂けたことと思います。来月もう1本のリハを経て、本番は11/22(日)クロウダディ・クラブにて。

 

 

 

という2日間を経て、日曜日は新規プロジェクトの譜面起こしをざっと8曲。のんびりゆるりと夜までかけて書きました。で、参加各メンバーに配信して業務終了。こちらの本番は少し先の12/20(日)茨城・ひたちなかSTORMY MONDAY。今のところその後の予定はありませんので、もしかしたらこの1回限りになるかもしれません。都内からも常磐線でアクセス良好、プチ旅行気分でぜひ。

↓わかる人には丸わかりなコレが課題です。

 

 

 

 

あぁ、こんな当たり前だった日々がいとおしい。かつての忙殺の渦中にいるとわからなかったことが見えてきます。実はとってもありがたいことだったんだ、とね。そうやって前向きにとらえていないとやってらんないですよ。

音楽業界に限らずですが、まだまだ厳しい状況が続くでしょうし、来年はさらにどうなることやら、先行きも不透明。「何もかもが元通りの日常」なんてもう来ないかも知れませんが、それでも生きてりゃなんとかなります、たぶん。

だからがんばって生き抜かないとね。

 

 

生きることをがんばる、なかなかに難しい命題です。考えたこともなかったですし。

でも今はそれしかないな、と。

 

がんばって生き抜いて、どこかでお会いしましょう♪