19.01.13 VAXPOP | KeyboardだってROCKだぜ

KeyboardだってROCKだぜ

引き際を見誤った、金髪ロックキーボーディストのよもやま話。

2019年の初ステージは、1/13(日)新宿歌舞伎町Crawdaddy Clubでの【VAXPOP】でした。平成元年にメジャーデビューされたそうで、今年30周年を迎えられたとのこと。
このVAXPOPに在籍されていたギタリスト“GOKI(吉永訓春)さん”には、ここ数年とてもお世話になってます。【PON HALEN(as VAN HALEN)】や【LIN LIN 6(as Deep Purple mk.Ⅳ)】などの他、セッションにも度々お声かけ頂いて、気心の知れた先輩ミュージシャンのうちのひとりです(^^)
そんな経緯から今回も【VAXPOP】のサポートとして呼んで頂きました、GOKIさんありがとうございます。
今回の編成は
Vo.小栗昌彦/Gt.吉永GOKI訓春/Ba.菅沼行蔵というメンバーお三方に加え、Dr.はこれまたあちこちでご一緒させて頂いているPONちゃん(山口昌人)、そしてKb.が俺という5人。
VAXPOPのメンバーにはキーボーディストはいませんでしたが、頂いた音源を聴いてみると…それはそれはたっぷりとシンセやらピアノやら入ってます。中にはピアノはじまりの曲もあったりで(^^;
今回の演奏予定曲は11曲、なかなかのボリュームです。

いつもの通りまず譜面起こして、昨年11月下旬と年明けにリハーサル。そしてこれもいつもの通り音色を作り込んで本番を迎えました。

連休の中日、わりと流れの良い道を都心方向に向けて車を走らせ、定刻約20分前に会場入り。

シンセ、ピアノ、それに加えてオルガンと、バラエティに富んだ音色群をどうしてくれようか…と悩んだ挙句に使用機材は以下の布陣。
結局【X-RAY】の時と同じようなセットになりました。基本はリリース音源に忠実に、アレンジ上キーボードが入っていないものについては好きにやらせて頂く…というのもX-RAY同様で。


Crawdaddy Clubには久しぶりの出演、昨年試して味を占めた“壁向きセッティング”でステージのスペースを有効活用です。

まずはセッティング、のちメンバー揃ってサウンドチェック…と言いたいところですが、実はDr.PONちゃんが目黒で別件LIVE出演のため不在。そこで“しゅーやちゃん”こと山市修也氏がリハトラを務めてくれることに。さすがしゅーやちゃん、リハのためだけに完璧に仕込んできてくれました。ありがとう♪

さて本番です。
OAとしてサポートしてくださった【COOKIES】のステージからスタート。Dr.のマジロさんは、かつてVAXPOPのローディーをされていた方だそうです。

COOKIESが終わり、PONちゃんの到着待ち。がんばれPONちゃん、急げPONちゃん!
PONちゃん、ほぼ当初の予定通りに目黒より到着、なぜか拍手で迎えられる(笑)。
そのままステージ直行、セッティングをしてさあ本番。
サウンドチェックがわりにKISSの“Detroit Rock City”をワンコーラス、そこから1曲目の“WORLD IN MOTION”へ。
(Photo:Sumie)

空間に放たれる、LIVE感あふれる音。スタジオでのデッドな音よりも楽曲が生き生きと聴こえます。いいメロディといい歌詞、計算されたアレンジ、メジャーからリリースされた楽曲はやっぱり完成度が高いです…て当たり前ですが。

(Photo:Sumie)

背中を向けて弾いているのでアイコンタクトを頻繁にできませんでしたが、メンバーとの呼吸はバッチリ合ってます。なによりDr.はPONちゃんですし(^^)b
(Photo:Kayoko.T)
先にも書いた通り、Crawdaddy Clubには久しぶりに出演させて頂きましたが、照明やらモニターやら、色々『その気にさせる』部分がグレードアップされてました。

そんなCrawdaddy Clubに、すっかり『その気にさせられた』VAXPOP一同、アンコール含め1時間超のステージ、無事終了♪
(Photo:Sumie)

(L to R)
菅沼行蔵(Ba.) 盛山こういち(Kb.) 小栗昌彦(Vo.) 山口PON昌人(Dr.) 吉永GOKI訓春(Gt.)

お越し頂いた皆様、Crawdaddy Clubのダディさんをはじめとしたスタッフ諸氏、ありがとうございました。

名曲は何年経っても名曲のまま、ということを思い知らされました。

最後に、お声かけ頂いたGOKIさん並びにメンバー諸兄、ありがとうございました♪


この一回だけで終わるのはもったいないなあと思いつつ…。