結局、そこでしょ? | KeyboardだってROCKだぜ

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引き際を見誤った、金髪ロックキーボーディストの日常。

今回“スペシャルゲスト”という大仰な肩書きで【X-RAY 35th Anniversary Tour 2018】に参加させて頂きました。当初予定されていた10公演は終了して、あとは追加公演の9/19(水)名古屋と9/20(木)大阪(sold out)を残すのみ。


で、突然なんですが。
どの会場に行っても、ほとんどのオーディエンスが【ほぼ全曲一緒に歌ってる】ということに今更ながら驚かされるわけです。なかなかないですよ、こんなメタルバンド。
(Photo:山中隆行)

と、そんな話を先日J.T.B.(Journey Tribute Band)のリハの帰りに、車の中でアキラさんにしたら『そうやねん、そこは凄くこだわった所やから』と。ちゃんとその想いが伝わってるということ、そして30年以上もファンの皆さんの中に残っていたということ、改めて音楽の力だなぁと思った次第です。


ところで我々の世代は、いわゆる“洋楽世代”。Rockという、いわば輸入文化を聴いて育ちました。言葉(歌詞)の意味がわからないから、サウンドに耳を傾け、楽曲を理解しようとしてきた…とも言えるでしょう。今思えば、言葉の壁は大きかったですね。逆に言えば、言葉の意味がダイレクトにわからないからこそ、音の持つ『カッコ良さ』に惹かれたのかも知れません。こんなこと言うと諸先輩方のお叱りを受けるかも知れませんが、“日本語のロック”ってカッコ悪いと思ってました。若気の至りですね。※今は違いますよ、ええ違います!

さておきロックの魅力、それはカッコ良さ。だから憧れて、憧れ続けて、今に至ってます。
果たして今の自分、カッコよくいられてるのか、そのカッコ良さを伝えられてるのか。人生のロスタイムに差し掛かったからこそ、考えちゃいます。結局のところは、【自分なりのカッコ良さ】を表現するしかないんですけどね(^^; それはいかなる現場でも心がけてます。自分にとっては、カッコいいことこそがRockですから。

魅力的でありたいですね。

今週末は、ここで。

来週はX-RAYの追加2公演。

帰ってきて連休挟んだ25日(火)はこちら。
いずれもカッコ良さの体現に手は抜きませんよ!

もちろん練習もしますけど♪