私は境界知能のようです | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆さん、大変お久しぶりでございますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

年末に久々にエミリーが出て来た話などもありますが、まずは前から書こうと思っていた件について。

 

数年前に流行したらしい本「ケーキの切れない非行少年たち」を数か月前にキンドルで読んだ私。

 

 

 

ヒットした本なので内容をご存知の方も多いと思いますが、かいつまんでいうと少年院などにいる非行少年達には、実は境界知能の子が多く、それゆえに何故犯罪を犯すのが良くないのかが理解出来ず、再犯を繰り返す率が高いと言う事らしいです。

 

境界知能とは平均的なIQ(85から115)と知的障害(70以下)の間のIQを保持する人の事で、以前は知的障害者の部類にカテゴライズされていたそうです。しかし境界知能を持つ人の割合は14人に一人とかなり高く、この人達をも知的障害の部類に入れてしまうと国からの支援にお金がかかり過ぎて大変と言う事で排除。現在は知的障碍者としては扱わず、支援が全くない状態なのだそうです。

 

そして「ケーキの切れない非行少年たち」の中に出てくる、少年院に入っている境界知能の子供達の中には、一個の丸いホールケーキを均等に三等分する事が出来ない子が多いと。

 

私も切れなかったです!

 

だってホールケーキですよ!三等分って急に言われても、困りますぜ、旦那。そういうムズカシイ事を聞くんじゃないよ。

四等分なら簡単。私はまずケーキを四等分して、残った一等分を欲しい人にあげる、もしくはそれを三等分すれば良いのでは?

 

次に考えたのが、ケーキに縦線を二本入れる。でもこれやると、均等にならないんですよね。

 

で、答えは、ベンツのマークみたいに線を入れて切る、でした。なるほどね!確かに三等分になるぢゃねぇか。

 

で、私はこの質問を旦那と子供達に出してみました。みんな瞬時にベンツマークを書いてました。私がこの問題解けなかったって言ったら、不思議そうな表情をしていました。文句あっか!

 

日本のおっかあに電話でこの質問をしてみたら、案の定

「えええ?そんな難しい問題を!」

と焦っていました(;'∀')

そしておっかあも私と同じように四等分とか、二本線を入れるとかブブーな回答をグラサン

挙句の果てに、

「普通の人は答えられないのよ」

って。

いや、普通の人は答えられるんだと思うよ。親子で境界知能で遺伝かな。

 

勿論このケーキ問題が解けなかったと言う理由だけで、私が境界知能であると短絡的に断定する事は出来ないのでしょう。知能テストや、その他のテストが必要なのだと思います。ただ私はそんなに利発な方ではないことは自覚しているので、IQが低めの可能性はかなり高いのではないか、と思われます。

 

IQが10違うと、話がかみ合わないと聞いた事があります。では境界知能とは逆の、IQが平均より高いギフテッドの人と境界知能の人の会話はどうなるのか?

案外お互いに理解が出来なさ過ぎて、気が合っちゃったりして。

 

私は「あなたは境界知能です」と診断が下されても、この私がIQ高い訳ねーじゃん!で終わりですが、若い人なら気になるのかな。

 

IQが平均でも高くても低くても、幸せならそれでえーのじゃ!IQがどこにあっても、生きづらさ、苦労悩みは生きてればみんなあります。お互いにその苦労が本当の意味では分かり合えないのかも知れませんが、楽しきゃ笑うし、辛ければ泣く。望む人生を開拓していきましょう!