浄化の遠足 | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆さま、こんにちは。

今日はエミリーの故郷、ブルービー(Broby)へ行って参りました。別にエミリーが行きたいと言ったわけではなく、私が決めました。去年まではエミリーに引っ張られて行ってましたけど。

 

私たちが住むルンドからブルービーまでは90キロの距離。電車とバスを乗り継いで一時間半くらいかかります。

夏の時期、スコーネ交通のサマーカードを買うと、スコーネ中どこへでもそのカード一枚で行かれるので、遠くへ行った方が得なのです。だからブルービー行くべって思っただけです(笑)。天気予報的にも、今日が一番良いと思ったというのもあります。

 

ヘッスレホルム(Hässleholm)という駅まで電車で行き、そこからブルービーまではバス。Sibbhult行きのバスでした。ヘッスレホルムもアストリッドリンドグレンやIKEAで有名?なスモーランド地方に近くなりますから、地名にも-hultと付く所が増えてきます。.-hultという地名は、スモーランド地方に多いです。「小さな森」という意味です。スモーランドには、-rydと付く地名も多いです。その代表?は家具屋のIKEA (Ingvar Kamprad Elmtaryd Agunnaryd)でせふか。

 

バスから見る森は格別です。ススウェーデンならどこでも見られる森ぢゃねぇか!と普通の人は思うかも知れませんが、私に取っては特別です。スコーネ東北部の森が一番です。

 

ブルービー中心部へは「バス停(Bussstationen)」という、身もフタもない名の停留所で降ります。ただバス停って言われてもさ、地元の人しか分からないぢゃんって思いました。私も初めて行った時戸惑いました。

 

ここがバス停。「バスターミナル」とは呼べない。あくまで「バス停」。

バス停降りた途端に雨が!

ここが中心部。

どこがどう中心部なのか?何もないぢゃないか!と言われそうですが、何もありません真顔

雨が降っていて画像が暗くて分かりにくいと思いますが、広場です。広場の周りにポツポツ申し訳程度に花屋、銀行(超小規模)、スーパー二軒などあります。薬局もあったので欲しいものを買おうと寄ってみましたが、小さすぎて売ってませんでした。嗚呼ブルービークオリティー。

広場も普通は名前が付いていますが、きっとブルービーの広場は「バス停」同様、「広場」って呼ばれているんじゃないかな。

 

広場にある、営業しているのかしていないのか分からない旅館。

 

営業してないんじゃないかなぁ。電気点いてなかったし。うっすら妖気すら漂います。つげ義春の「ゲンセンカン主人」や「枯野の宿」「リアリズムの宿」がうっすら脳裏に。これらのつげ作品、ご存知の方いらっしゃいますか?

 

おそらくブルービーで一番の名所の橋。ブルービーというのも「橋村」という意味です。

 

最近水の浄化が気になる私。おそらくトウヤさんのブログに出てくる神社の滝の浄化パワーが半端ないので、その影響だと思います。

そしてブルービーへ行く途中にバスの中でトウヤさんのこの記事を読み、私もパワーストーンブレスをブルービー流れているヘリゲ川(Helge å)にそっと通してみようかな、と思いました。

 

すかーす!川の水はあまり綺麗でながっだだよorz。まぁずんずぁ(神社)の水と比べる方が間違っているのかも。ってことで、川のおさわりコーナーもなし真顔

 

名所の橋に行く途中に見かけたイエスキリストの絵。

ちょっと画像が暗くて分かりにくいのですが、逮捕時よりは痩せていた頃の麻原ヒミツ晃を思い出してしまいました。そしてイエスの周りの意味不明のフレーム。

カラオケしょしょしょしょしょしょーこーカラオケって歌を思い出してしまいました。思わず口に出そうになる。恐いねぇ。そういう時に限って日本人に出くわしたりするので要注意です。まぁブルービーで日本人ってどうだろう?いや、分からないよぉ。

 

段々雨足も強くなり、すさまじい土砂降りに。行こうと思っていたカフェも閉まっていたし、もう帰る事にしました。いくらブルービーで水の浄化を望んでいたとは言え、滝行かよ!私がチェックした天気予報は何だったのか?

 

バスで再びヘッスレホルムへ。着いた頃は晴れてました。本当に局地的な雨だったようで、ルンドは地面すら濡れていませんでした。私がいた時だけブルービーに雨が降っていたのね。

 

雨が降っていたため、写真で見るとブルービーがホラー映画の舞台のように怖いんですが、村の波動自体重たい気がします。

 

小さな村落なのに難民がたくさんいて、財政難の証拠。今でもブルービーはあまり経済的に良くはないようです。

 

そして頭の中では今でも「そそそそそそーんしー」と麻原ソングが流れています。エミリーは止めてくれません。