ガイドがいると思うわけ | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、こんにちは。只今坂本正道さんの「明るい死後世界」という本を読んでいます。

明るい死後世界―従来のあの世観は間違っていた!/坂本 政道
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私は本を読むのが異常に遅いのと、読書しながら同時にいろんなことをやるのでなかなか読み終わらないのですが、要は死後の世界がどうなっているかというのを、ヘミシンク的に見たお話です。

ヘミシンクやブルースモーエンメソッドでは人が死ぬとお迎えが来るということになっています。日本では昔から「お迎えが来」概念がありますが、それと同じです。だから日本人には受け入れやすい概念だと思います。

私が個人的にどうして死ぬ人にはお迎えのガイドが来ると思うのか。それは私の父がガイドを見ているからというのがあります。

父はほとんど無神論者というか、唯物論者と言うか、霊的なことなど全く信じない、そういうものは全て金儲けのためのインチキだと思っていた人でした。父からしたらヘミシンクもBMもヒプノセラピーも霊能者も例外なく全部悪徳霊感商法で、人を催眠にかけて変なツボでも売りつけようとしているんだって言うでしょう。

そんな父がガンで他界する3か月前、母に「白い着物(服だだったか?)を来た女の神様が来て、自分はベッドから起き上がって治ったって思った」と言ったそうです。

あの父の口から「神様」なんて言葉が飛び出した時点で、私も母も、父はもう駄目だと思いました。表面的には「神様が来てくれたんだから、きっと治るよ」とは言ってましたが、「それってお迎えだよね」と諦めていました。

今思えば、末期ガンで寝たきりだった父がベッドにはね起きたのは、幽体離脱したか、その時一瞬他界したんじゃないかと思います。
もちろんいくら唯物主義者でも、死が確実に待っている重病に犯されると気が弱くなって神様の妄想を見た、という考え方も出来ると思います。父の体脱の証拠は取れませんから、そこは何とも言えません。しかしガイドや幽体離脱などの概念のない父がどうしてそういう体験をしたのか?と言う疑問は残ります。逆にこのやふな場合、ガイドや死後世界の知識のある人間の発言の方が、返って妄想率が上がって信憑性が低くなるような気がします。

それからもうひとつ。この話も以前書いたのですが、救急隊員の方々が来て下さった時、すでに父は生きていなかったのですが、彼らに父が指図をしていたように感じたこと(自宅で他界した場合、基本的には警察に通報される。そして遺族は死因が明らかでも殺人の嫌疑をかけられて大変らしい。だから父は遺体を病院へ運んで欲しかった)。

葬儀屋さんが病院から父の遺体を保管所に運んで行ってくれましたが、父はその車に乗ってないと感じたこと。というより、私や母に混ざって看護師さんたちに頭下げてた。遺族側としては、一緒に霊柩車に乗って皇族の方のように手でも振って欲しかったんです、病院の皆様に。だってお見送りして下さっているのですから。

ということから、私は人は死ぬと重病人でも元気になる。肉体はあっけなく捨てられちゃうという感覚を持つようになりました。ただ坂本さんやブルースの本を読むと、死んだ後も何かの思い残しの念で囚われの世界に入ってしまい、死んだのにいつまでも病院にいたりするケースもあるようなので、ケースバイケースなのかも知れません。

私はまだ死後世界がどうなっているのか自分でちゃんと行けないのですが、霊能者でなくても死んだ人間とコンタクト出来るような今の時代、坂本さんが言うように「明るい死後世界」がもっと解明され、あの世とこの世の境が薄くなっていくんじゃないか?とは思います。