催眠の深さと治療効果 | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、こんにちは。蒲田乃セイウチです。

飯田史彦先生の「生きがいの創造」によると、ヒプノセラピーでの催眠レベルは5段階に分けられるそうです。

レベル1
一番浅いレベルで、退行催眠中クライアントは自分が見ている、もしくは感じているビジョンの中の登場人物のどれなのかもはっきり分からないレベル。

レベル2
被験者の役75%がこのレベルの催眠状態へ進むことが出来るそうです。
このレベルではまだ特定の登場人物の肉体に気持ちが入り込まないレベル。

レベル3
被験者の役50%がこのレベルに達することが出来る。退行催眠中は映画を見ているようで、登場人物になりきるのではなく、場面を見ている感じ。ただし、その中のどの人物が自分かが分かると、かなりしっかりとした認識になる。

レベル4
被験者の役30%が到達するレベル。退行催眠中のビジョンの傍観者ではなく、場面に参加している当人になりきっている。この段階で「私には分かりませんね」ということは、まずない。人名、地名、日付などがスラスラと出てくる。

レベル5
一番深いレベル。被験者の役10%が体験。過去の場面への感情移入は100%。方言、アクセント、しゃべり方の特徴、珍しい言い回しが現れ、外国語を話し始める者もいる。憤怒の感情までもぶちまけられる。

たぶん私は、レベル5だったと思います。珍しい言い回しは私の場合
「違和感のある言い回し」でした。普段の私なら決して使わないような表現で、意識の後ろの方で「変!」と思いながらも自分の表現はどうしても出てきませんでした。

例えば、
エミリー「お母さんは人の顔を見ないから良くない」
私はこういう言い方はしません。
私なら「お母さんは人の目を見て話さない(視線を合わせない)」

人の顔を見ないって、変な表現じゃないか?

外国語も翻訳が催眠下では大変困難なので、迷惑千万。日本語で何ていうのか分からない場合仕方なく言ったものもありますが、日本語と混同する「社民党」という単語は、恵美子さんとの11月のセッションの時に出てきましたが、言わずにカットしました(笑)。

エミリーが言っていたのはスウェーデンの社民党、スウェーデン社会民主労働党(Sveriges socialdemokratiska arbetareparti)のことで、
エ「Sveriges....arbet」
と中途半端に部分的に2回ほど出かかっていましたが、どうやって翻訳すんねん、こんな長いの!ってかあたい、いつもsocialdemokraternaって言ってるし(みんなそう縮めて言います)、和訳知らんかったわい!arbetarepartiだと、私なら労働者党って訳しちゃうなっしなー。

arbetare(アルベータレ)労働者
arbete(アルベーテ)労働、仕事。
ドイツ語のアルバイトに音が近いなっしー。

そして飯田先生の著書に戻りますが、レベル5でなければ催眠に入ったとは言えないと勘違いされ、ほとんどのクライアントがレベル5を経験したいと書いてありました。ま、そうだな。

すかす!一番浅いレベル1でも非常に良い治療効果が得られる場合もあるし、私のようにレベル5でも、いまだに前世(エミリー)にボコボコにされている者もいます。

レベル5に入る条件に、クライアントの体質とセラピストの技術というのがあるようですが、それプラス前世がどんだけ未練、怨念、残存思念を持っているかもあると思います。
ですから催眠の深さで良い悪いということもなく、どんだけ前世でうらめしやー
火の玉オバケ ヒトダマ ってこと?と今は思っています。

ということで、レベル5に到達した後も前世問題を引きずっているからと言って、催眠療法が効かないというわけでは決してなく、うらめしやーヒュードロドロ系は、まず前世療法で突破口を開いてガス抜きさせてやらないと、なかなか前へ進めないのかも知れません。

時々私は、
「前世が細かく分かって良いですね」
と言われますが、良いか悪いかとなると、どうなんでしょうねぇ。

今後前世療法を受けようと思っている方、もしくは受けている、受けたことのなる方、前世に関心のある方の参考になれば嬉しいなっしー。

ヒプノセラピスト吉田恵美子さんのHP