大女と小男文学の金字塔!「パワー系181」 | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

私のブログへのアクセスキーワードに必ず入っている「大女 小男」。
皆様のご期待にゼシお応えしたい!
でも書きたくてなかなか書けなかったものがあるのです。
今日はそれを頑張ってご紹介!

このキーワードで私のブログに来てくださる方々が、どんな記事内容を期待されているのか分からないのですが、大女と小男と言って、私が一番お話したいのは、なんと言っても第31回すばる文学賞受賞作品「パワー系181」!

パワー系181/墨谷 渉

¥1,365
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この本の帯の表側。

投げられる、閉められる、それで喜ぶ。不可解な世界が広がっています。はっきり言って、狂っています。


裏側
身体測定マニアに張り手マゾ、衣類フェチに短躯コンプレックス男。そして完璧なスリーパーホールドを男に極めたい、身長180cmを超える格闘系リカ。それぞれが目指す、エクスタシーの形とは......。

主人公のリカは、身長181、6センチ。正真正銘の大女。体重は88,5キロ。

男だって日本じゃ180センチあれば電柱かと思うから、女でこの背でこの重さがあったら、かなり目立つと思います。

しかもリカはジムでものすごく鍛えているので、体脂肪率は少ないらしい。
スリーパーホールドなるプロレス技?も得意なリカは、パワー系個人クラブという何だかよく分からないクラブをマンションの一室に開設。

ソフトコースは60分で18000円より。
ハードコースは60分21000円より。

そこに来る客も、何だかよく分からないフェチな方々。
もちろん身長192センチ、体重100キロなんていう男性は来ません。来るのはみんな、リカより小柄な人。

そしてリカに自分の小さなサイズの服を着てもらったり(そしてリカに自分のトランクスをはいてもらって、破かれた)、リカに張り手を頼んだりするわけです。
と言ってSMクラブのような風俗の類なのか?というと、どうもそうではないらしい。

客の目的はいろいろな感じですが、中でも特に凄いのが、測量男!
圧巻!変態オブ変態!

記事が長くなるので、この小説についての続きは次回へ!