スウェーデンでは高校卒業の記念パーティーが、友人や親戚などを自宅や近所の集会所に招いて執り行われます。
スウェーデンの国旗色のデコレーション。
クラスメートとそのお姉さんのお母さんはガンビア人なので、料理はガンビア創作料理でした。
パーティーへ出席する前に、家で少し夕飯を食べて行ったのですが、あまりの美味しさにガンビア料理をお代わりしました。
ガンビア人にもスウェーデン人にも、
「よく食べますね」
って言われたけど、ガンビア料理なんて滅多に口に入らないんですからねーっ！食べなきゃ損っ。
「これでもダイエットを心がけています」
という言葉は、国際的にシカトされました。
パセリ入りのガンビア風のパンケーキってのが、印象深いです。パンケーキというよりは、丸っこい揚げパンという感じ。
カロリーさえ気にしなければ、毎日５個くらい余裕で食べられるなー。
食事の後は、外でガンビアのダンス。
アフリカの踊りは、難しくてついて行けんとですわー。
あっちの人は何か行事の時に「踊る」という習慣がついていて、場慣れしてる感じ。だけど、
「私、ガンビアのダンス踊れないの～」
と引きこもりニート系のガンビア人もいましたが。
中には果敢に踊りの中に入っていき、素敵に踊ったスウェーデン人のオバチャンもいました。
始めっから最後までオヤジギャグ連発の、スウェーデン人のおやじ。私の横で、
「スウェーデン人と日本人は似ているよな。ビビリンな所と感情を表に出さない所がな。がっはははー！俺の指摘、的外してないだろ？ がっはははー！」
「日本は地震が多いんでね、感情を表に出してるヒマがないんですわ」
ブラックユーモアのつもりだったのですが、おやじは急に深刻な顔で、
「大変だったなー、こないだの地震と津波は。家族は大丈夫かっ？」
と地震の話しにシフト。おやじは的をはずしてなくても、私は的をはずしたようです
だけど社交辞令でも、震災後の心配をして下さるのは、日本人として嬉しいことです。
集会所内も大ボリュームのアフリカ音楽、衣装もスウェーデン人はスマートカジュアルな感じだったけれど、アフリカンゲストはキンッキラな民族衣装とどっ派手アクセサリーが多く、どちらかというと北欧というより西アフリカが押せ押せムードのパーティーで、東西ならぬ南北の融合が素敵でしたわ。
アジアンビューティーの代表はもちろん私でしたが、反論されないうちに、今日の日記はおしまいっ
