翻訳の難しさ | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

私が密かに柱の影から尊敬している職業に、翻訳業というのがあります。
ただ外国語が出来れば良いという、単純な世界ではありません。

その前にまず母国語の読解力と書く能力に長けてなければなりません。
それもただ読み書きが得意で、国語の成績が良かったというだけでも足りません。
常に自分の感性を磨いていないとすぐに腕の落ちる職業でもあると思います。

今は自動翻訳なんていうのもありますね。
夫のオットセイはこの機能(Google Translate)を常に使っていて、彼のサイドで私のアメーバブログのなうを読もうとしたら、すぐに英語になってしまいましたあせる
英語に変わったり日本語に戻ったりと、チカチカネオンのようで、読みにくいんですわ。

さて2月の始めあたりの頃、実家の母のテレビ買い替えを手伝おうと、価格ドットコムでソニーのBRAVIA32インチの値段比較表を見つめておりました。

日本語の読めないオットセイは、もちろん翻訳機能を使って内容を把握します。
私がPCの前へ来たとき、とある一行だけが青くマーキングされていました。

オットセイがPCで文章を読むとき、自分が目で追っている箇所を青くマーキングするクセがあるので、彼が良いお店を見つけてマーキングしたのかと思い、その部分を見てみると、そこは、

angel bokhandel

と英語とスウェーデン語がゴチャゴチャに訳されていました。

angelはもちろん英語で「天使」。
bokhandelは、スウェーデン語で「本屋」という意味です。

Google Translateを使っても、OSがスウェーデン語なので、それが混じってしまうこともあるのかも知れませんが、それにしても天使の本屋って、何よ?

私は天使の本屋と訳された箇所の日本語の原文をくまなく読んでみましたが、「天使」どころか「天」の字も、「本屋」もしくは「書店」に当てはまる字がひとつも見当たりませんでした。

BRAVIAに関する販売店側からのコメントは、こんな感じで価格ドットコムに掲載されています。

価格.com安心支払いでカード決済可能です。

3・5年延長制度有★来店前要予約

★安心支払いのご利用でクレジットカードがご利用頂けます★

即納、即発送、店頭でもOK お電話でのご注文は 03-3831-3390

15時までの代引注文で在庫商品即日出荷★全国送料一律★来店歓迎

なにをどう取ったら、「天使」や「本屋」と訳されるのか、まさに天使天使のみぞ知るという状態。

やはり自動翻訳というのには、限界があるようです。
人間がこれらのコメントを訳した場合は、まずこういうことは有り得ないと思います。


そしてオットセイの何故「天使の本屋」の部分をマーキングしたのか、全く記憶がないということで、Google Translateの謎は謎のまま終ってしまいましたが、テレビは無事に買えました!

その時点でも5万ちょっとで安かったけれど、今はもう4万円台に下がってますね。
やはり買い替えは、地デジ移行のギリギリ前最安ってことか。