風来坊の妄想 | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。


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ただいまパリのカフェから日記書いています。
私のフランス語の発音が悪くたって、お構いなし!
ネイティブスピーカーや、ネイティブレベルの語学力のある人なら、何回か同じ単語を繰り返せば必ず理解してくれます。

ええ、もちろん妄想です。
パリのカフェに座っているのは、ピグですガーン

私には、じっと一箇所にしていられない性癖があります。

全然自覚はなかったのですが、私には放浪癖がある、と昔母親に指摘されました。
それ以来、よく考えるとそうなのかも知れないな、と思うようになりました。
思いついたら夜でも突発的に名古屋とか京都とか夜行バス乗って行ってたよな、そういえば。

JR東日本の広告で、

「そうだ、京都へ行こう」

っていうのがありますが、まさにあれです。
私の場合、

「そうだ」

って思った途端に行動しているって感じです。

もちろんその前からちゃんと計画して宿取ってという形もありますが、どちらかというと私はフーテンの寅さんスタイルのやり方が好きです。

指に唾を付け、風が吹いてきた方角へ行ってみるって奴。
でもこれにはかなりのリスクが伴うので実際にはしませんが、寅さんの映画の中で一番印象的なシーンです。

大体本当にこんなことする奴って、社会的に迷惑ですね。
それに寅さんは架空の人物だし、独身だし。

それでは所帯持ちの私は、そんなにじっとしているのが嫌いなら、家の中で動いていれば良いじゃないか?と思う人もいるかも知れませんが、家の中では石臼状態です。
たぶん室内で、私がクルクルと体を動かしている姿を見たことのある人は少ないと思います。

同じ場所ってのが駄目なのです。
こう常に移動してないと。
じゃあモノホンの寅さんになれって言われても、それは出来ない。
自分でも、実に中途半端だとは思います。

でもカネが出来たらあたしゃ外行くぞ!
いやぁ、ヨーロッパは地続きだから恐いですね。
どこまで行けそうだもの。

私が大金持ったら、恐いわ恐いわ。
自分でも一体どこまで行っちゃうのか分からないのが恐いのです。