インターネットのない生活 | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

日本の私の実家にはインターネットがないので、日本滞在中はe-mobileを使ってインターネットにアクセスします。
 ところがどっこい、実家でのe-mobileの受信は酷く悪く、ベランダへ出て、更に左の端っこによらなければ繋がりません。
夏は暑いし冬は寒い。しかも立ったまま片手でPCを支えながらの作業はかなり面倒です。

夫のオットセイは、私のやり方が悪い。電波が届かないとすぐにキレて諦めるのではなく、部屋の中を違う時間と違う場所に移動しながら受信の良いタイミングを探さなきゃ駄目だと言うのですが、私は彼と違ってIT系でもないしエンジニアでもないので、PC環境に対してそこまで尽くす意思は毛頭ありませんの。ホホホ。

大体そこまでしてネットにどーして繋げなきゃなんないのさ?

ええ、もちろんこの私だってインターネット使いますよ。なきゃ困りますよ。

仕事の原稿も書かなきゃいけないってんで、結局ファミレスとかホテルのラウンジなどへPCとe-mobileを抱えて通っていたので、e-mobile使用料にプラスして余計な料金がかかりましたわいあせる

こないだはさんざん買い物した後に疲れきり、とてもネットなんて繋げる気分じゃなかったのだけど、仕事関連の連絡など放置するわけにもいかず、近場一番ホッと出来そうな場所は?ってことで横浜ベイシェラトンのラウンジへすごい荷物を抱えたまま、ズカズカ入っていきました。

自分の周りに買い物袋をはべらせ、その中に埋まりながら背を丸めてPCに食い入った私は、ホテルの雰囲気をぶち壊す客ナンバーワンだったかも知れないけれど、あまりにもインターネットから離れていた日が多かったので何だか焦ってしまったのよねぇ。

そう、インターネットって人を焦らせる気がして仕方ありません。
e-mobileの受信の悪い実家ではネットから解放されるので、実は嬉しかったりしていました。

もし本当に私がネットが大好きでいつも繋げていたいのなら、オットセイの言うとおりPCを抱えて実家の中を一日中ウロウロし、母親に目障りだと言われても受信が良くなるのを、呪わしいストーカーのごとくじーっと待つわ待つわ待つわいつまでもまーつーわbyあみんだったはず。

ファミレスやホテルのカフェの代金が惜しいんじゃなく、ネットに繋げるのが面倒だというのが本音なんですわ。

今回の日本行きは家族全員、つまりPCヲタのオットセイが一緒なので、e-mobileつなげなーい!という言い訳は立たないのでございますだ。

e-mobileが駄目ならb-mobileという奥の手を出してきましたオットセイさんクラッカー

b-mobileについては、オットセイが去年東京に出張に行った時に知り合った在日スウェーデン人から聞きつけた情報です。
蛇の道はヘビって、このことを言うんだわね。

確かにネットがあるのは便利です。
実家ではかなり不自由したのも事実。
b-mobileは独自のネットワークで繋ぐe-mobileと違い、ドコモ携帯のネットワークを使っているのでドコモの受信さえ良ければ、もっと簡単にネットアクセスが出来るはず(あくまで仮定ですが)。

ブログの更新も頻繁に可能になるんじゃないか、と思います。
それは嬉しいんだけど、また何かにせかされるように焦るのか?と思うとそれが気にならないわけでもないんだな、これが。

現代IT社会が抱える奇妙な矛盾です。