2005年、日本にイケアが再上陸してからスウェーデンの食べ物も少しは知名度が出たのかどうかは知りませんが、大抵のスウェーデン人家庭にはあるペッタンコで硬いクネッケブレッドというパン、我が家では滅多に食べません。
でもこないだ夫のオットセイが珍しく買ってきました(たぶん安売りしていたんだと思う)。
ゴマのついたのを彼は買ってきたのですが、一口食べて、
「あ、このクネッケブレッド、スシの味がする」
と怪しげな発言。
お寿司の味がするパンとは何事じゃこらぁ!
私も齧ってみました。
ええ、ええ、オットセイさん。このパンのどこをどう味わったらお寿司の味がするのかえ?納得がいくまで説明してごらんなよ。
「ゴマがついてるお寿司ってあるじゃん。何だっけ、makiとか言うの」
海苔巻きのことをスウェーデンではmakiと呼ばれてますが、その上によく白ゴマがまぶしてあります。
つまりオットセイ的には、ゴマの味がすればお寿司ってことなのか?
これからはクネッケブレッドだけを食卓に出して、
「はい、今日の夕飯はお寿司だよー」
ってことでOKかしら。
Viva 鬼嫁
一口味見で齧ったゴマがついたクネッケブレッドに、私はカーレスキャビアを乗せて食べました。
キャビアと言っても名前だけで、いわゆる高級のキャビアじゃありません。もっと安い魚卵のペーストです。
私はゆで卵やクネッケブレッドに、カーレスキャビアを乗せて食べるのがかなり好きだったりします。
「カーレスキャビアと一緒に食べたら、このクネッケブレッド益々スシじゃん」
どこまでも舌が鈍感らしいオットセイ氏。
魚卵ペーストをお寿司のネタに仕立てたのか?
クネッケブレッドもカーレスキャビアも、日本のイケアに売っています。
うちにあるお寿司ブレッドは、Wasaの fiber balanceという奴。
因みにイケアって、20年くらい前に一度日本に進出して、売り上げが出なかったから撤退したそうですね。
現れたと思たらまた消えて~。
昔懐かしいあみだばばぁを思い出させます、イケア。
話いきなり飛ぶけど、今日スーパーのレジで私の後ろに並んでいたスウェーデン人のお兄ちゃんがワッキー(腋臭のシト)でした。
冬にワッキーに遭遇するなんて、何てアンラッキー