ヨロヨロのスウェーデン入り | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

じゃじゃーん!
ほんのわずかな私のウンコブログの読者の皆さまお待たせしました、セイウチは先週の木曜日、一日遅れで日本からスウェーデンに戻りました。

何で一日遅れたかと言うと、乗り継ぎ先のウィーンで、コペンハーゲン行きのフライトが悪天候のため、欠航になってしまったからです。

空港のゲートでフライトを待っている時、コペンハーゲン行きOS305便(私の記憶が正しければ)はまだサラエボにいるとかワケの分かんないアナウンスが入り、その埋め合わせとして下のレストランで軽食と飲み物をサービスが出るってことで、セキュリティーの横の廊下を通って下のレストランへ。

そこで名前が分からないから「オーストリアのパン」と私が勝手に名づけた、ドウをリボン型に捏ねたような形のまこと美味しいパンを頂き、良い気分でゲートに戻って来たら、

「OS305便コペンハーゲン行きは欠航になりました」

のまさかのアナウンス
他にも30便くらい欠航便が出たため、その後のウィーンの空港はまさにカオス。
ワルツなんか優雅に踊ってる場合じゃありませんでした。

あちこちを右往左往してたどり着いた第一ターミナルのサービスカウンターが長蛇の列。まさに長い蛇、アナコンダ級。

しかもこのアナコンダ、進みが異常に遅く、キャンセルされたフライトの再予約に30分位かかった人がいて、たった5つのカウンターに100人以上が並んでいたわけなので、予めトイレに行っておいて本当に良かったです。
因みに再予約に30分かかったオッサン、ようやく窓口を離れた時、周りの人たちから拍手されていました。
恐るべしヨーロッパ人のユーモア

それでも私はラッキーで、何故かコペンハーゲン行きの人のみ他のカウンターでフライトの再予約が出来るようになり、私はアナコンダから抜け出すことが出来ました。

その後はホテル予約の列。これも私はラッキーで、青大将の列に並んでも待ち時間はミミズ程度で済みました。これも一歩逃すとアナコンダまではいかなくても、ニシキヘビ2匹分くらいの列にハマってしまいました。

ウィーンの空港に着いたのは夕方だったのに、空港からオーストリア航空が用意したホテル行きのバスに乗ったのが23時過ぎ。
しかもこのバス、一時間も渋滞のない道を走りに走り、オーストリアの土地勘のない私にはどこだかさっぱり分からない雪降る街へ連れて行かれ、何気に不安でしたわい。
私のゲート入りは朝の6時半なのに、バスは5時に迎えに来るって言ったんですもの。結果的にフライトに充分間に合ったから良かったけれども。

ほぼ二日間の寝不足を溜め込んだまま再びウィーンの空港に戻り、無事にコペンハーゲンへたどり着き、ようやく国境を越えてスウェーデンに入る電車に乗ったものの、今度は電車が国境を越えてから雪のために止まりやがった

20分遅れが40分、一時間と遅れ、

「出発のメドが立ちません」

のアナウンスで私も諦めモード。
普段ならこんな時にタクシーを使うと高くつくので、意地でも電車の出発を待つかバスに乗り換えるかしたのですが、この日は大きな荷物を抱えたまま雪降る中をさ迷い歩くだけの防寒着と気力がありませんでした。

そして何より、この日私は共同洗濯室を11時に予約してあったのです!洗濯マニアで、しかも家の洗濯機が壊れたとのメールを夫のオットセイから受け取っていたので、この日を逃さずでいらいでか!
洗濯の為(だけじゃないけど)、タクシー使ったぞ!
もう横浜の駅で成田エキスプレスを待っている時からオットセイと洗濯の話していたんだもの、ここまで来て洗濯の予約まで逃したら、孫の代まで祟るぞ、コラァ。

私に取っては、フライト逃すより洗濯を逃す方が一大事なのかも知れません