昨日の記事の続きで八王子にある千唐流空手道結心館の稽古にて子どもたちの指導で参加させていただいたことの話の続きです。
基本の稽古のあとは形の稽古を行いました。
形に関しては今月行われる東京都大会においての小学生2年生以上の予選形にもなっている「四方拝(シホーハイ)」を行いました。
四方拝の形は武道言葉にもある「一眼二足三胆四力」にも示されるものが稽古できるように入っています。
「一眼二足三胆四力」の「一眼」は目付けの意識になりますが、武術の稽古を積んでいけば心の眼で察するところまで行き着きます。
ただ、最初は肉眼で見ることの大切さを説きそれが、前半の動作に含まれています。
下イラストがその一部になりますが四方に対しての転身しての突きの箇所です。
しっかり見て動作を行うために首から動かし目線をとっての転身からの突きとなります。
続いて交叉立ちでの裏拳打ちの箇所です。
どの動きもそうですが、立ち方は動きの土台となり、それが「一眼二足三胆四力」の「二足」にも含まれます。
「二足」も立ち方だけでなく足使いなどもありそこから俊敏性、堅牢性などに発展していきます。
「一眼二足三胆四力」のどの用語も一言で表されるものではなく、いろんな要素があり、深く追求すればするほど奥があります。
その中の立ち方の観点でみると、形の試合においても重要なところであり、立ち方ができていなければ減点対象になります。
ここでの交叉立ちは前足は真横を向き、後ろ足の踵は浮きます。
また両膝に関しては前膝の後ろに後ろ膝の全面が接地する必要があり、その点もチェックしながら行っていきました。
他の動作のところも注意点をチェックしながら行っていきましたが、立ち方において少しフラフラしてしまう子がいましたので、そちらの強化のために足の指で床を掴む補助運動も間で取り入れながら行っていきました。
足の指まで使うのが日本の武道ですが、足の指で掴むことで安定感も生まれます。
また、この足の指で掴む動作を行うことで足の足底アーチをつくることになります。
これは本来の人の身体の構造としては大切なかたちです。
足底アーチは左右の足へのバランスよく体重がかかるように調整したり進行の方向を変えたりする時にも機能します。
また体重の荷重をうまく分散させる衝撃吸収の役割もはたしています。
昔の日本人は日常の生活の中から草履を履くことで足の指も鍛えつつ、そういった足のかたちも自然に整え足底アーチも作っていましたが、今は靴が多いためなかなかそういったところまでは普段の生活ではできません。
しかし、こういった空手の稽古を行うことでそういったところまで鍛えることができます。
補助運動も加えながら稽古としては形の稽古から組手の稽古に移行していきました。
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