GW前半初日、阪急の新「SDGsトレイン」と「くまのがっこう」HM編成の捕獲へ(4/27阪急線) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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今年もこれから暑い時期になる・・・

今年もGWがスタートしました。業種によっては10連休という超大型連休になるところもあるのですが、私の職場の郵便局はカレンダー通りの休み方になるので、前半の3連休と後半の4連休に分断される形になります。お客さま対応が必ずある業種では、なかなか長期の休暇になりにくい実態があるので、正直仕方ないかな、と思うところはありますね。

 

さて、連休初日だった昨日は、朝から電動アシスト自転車の購入のため宝塚にあるロイヤルホームセンターまで赴き(自宅近くのホームセンターは取扱い車種が少ない上に、ロイヤルの広告に最新の車種が税込10万円台で掲載されていたので朝から行ってきました)、さらにイオンモールで買い物を済ませた後に阪急電車の撮影に出てきました。

今回狙いとしていたのは水曜日から各線で運行を開始した3代目となる「SDGsトレイン」と、木曜日から運行を開始した「くまのがっこう」のHM編成でしたが、事前の情報で、神戸線のSDGs以外はすべて走っていることを確認していたので、まずは神戸線のくまのがっこうから仕留めに行くことにし、今回は神崎川駅へ向かいました。先に昼食を済ませてしまってから、12時半過ぎに到着。

 

1000系1016F

K1202列車 特急大華夏梅田行き

 

まず、1000系の特急で露出状態を確認。撮影開始時にはまだ小雨がぱらついており、やや露出が上がりにくかったです。なお、今回の記事より、「阪急〇〇系」としていた形式名の記載を単に「〇〇系」に変更しています(ただし、京都線等に乗り入れしている大阪メトロの車両の場合は従来通り記載)。

 

7000系7019F

K1207列車 特急新開地行き

 

次は神戸方面へ7000系の特急が通過。

 

8000系8008F

1227列車 普通神戸三宮行き

 

続いてやってきた8000系の普通を撮影後、

 

1000系1002F

K1204列車 特急大阪梅田行き

 

再び1000系が大阪方面へ通過。この後立て続けにメモリアル編成の8000Fと万博ラッピング編成の1007Fが神戸方面に通過したのですが、そちらは撮り逃がしてしまいました(苦笑)。

そして、最初の捕獲対象編成が姿を見せました。

 

9000系9002F 「くまのがっこう」ヘッドマーク付き

1222列車 普通大阪梅田行き

 

2019年と2022年に続いて実施されている「くまのがっこう」と阪急電車のコラボレーション企画、今回は「でんしゃのおしごと」という内容で、ジャッキーたちが乗務員や保線員などになって、鉄道会社での仕事を体験するというものとなっています。4/24~7/8の間、スタンプラリーの開催やグッズの販売(5/22販売開始予定)に加え、各線に1編成ずつHM装着編成が運行されており、今回も前回と同じ9000・9300系が装着対象となりました。神戸線はこの9002Fが選ばれており、大阪方はジャッキーとデイビッドが描かれています(各線でデザインが異なるが、大阪方のキャラクターはこの2頭で固定です)。なお、HMの装着はどうやら今月25日からスタートしているとみられます(私も同日、通勤の帰宅途上でHMが装着された9002Fに乗車しました)。

 

1321列車 普通神戸三宮行き

 

HMのデザインが両サイドで異なるのも前回と同様で、9002Fの神戸方は工場作業員になった3頭のジャッキーの兄(おそらくアルバート、ハリー、ペーター)が描かれています。

次は宝塚線へ移動することにし、庄内~服部天神間の踏切でスタンバイしようと考えたのですが、撮影対象の2編成がともに急行で大阪方面に向かっていることが判明、撮影に考えていた「三田場」踏切は急行を狙う際に被りやすいことから、庄内駅すぐ北側の「島田」踏切にスタンバイポイントを変えることにし、既に1本目のお目当てが接近しているため急いで移動したものの直前で通過されてしまい見事に玉砕。

 

1000系1009F 大阪・関西万博

1334列車 普通大阪梅田行き

 

次にやってきた万博ラッピング編成はしっかりいただくことができましたが、その後にやってきた2本目のお目当ては・・・

 

(左)8000系8006F 1309列車 急行宝塚行き

(右)9000系9001F 「くまのがっこう」ヘッドマーク付き 1304列車 急行大阪梅田行き

 

何と宝塚方面に向かう急行の通過が少し遅れ、この踏切で被ってしまうという最悪の結果に・・・。ということで、宝塚線の「くまのがっこう」HMは2年前と同じ9001Fが選ばれました。先に触れたとおり、大阪方のデザインは神戸線と異なっています。

で、捕獲対象の2編成は梅田からは普通で来るので、今度は最初にスタンバイしていた「三田場」踏切まで戻ります。

 

7000系7018F

1311列車 急行宝塚行き

 

この踏切で急行を狙う場合、宝塚方面の列車であればギリギリすれ違う前に狙えます(ただし、少しでも通過タイミングがずれると被られるリスクはあります)。

 

1000系1013F SDGsトレイン

1341列車 普通雲雀丘花屋敷行き

 

1本目のお目当てだった「SDGsトレイン」、今度はしっかりと捕獲成功。今月24日から運行を開始した3代目は初代・2代目と同じウマカゲバキミコさんのイラストによるカラフルなデザインが描かれました。今回は先頭から3両目までラッピングデザインが及んでおり、さらにHMのデザインが少し変更されたほか、車掌台側に「阪急阪神ひと・まち・ゆめプロジェクト」の副票が掲出されています。運行期間が約2年とアナウンスされたため、各線とも検査時期まで余裕のある編成が選ばれました。

 

1401列車 急行宝塚行き

 

万博ラッピング編成の1009Fは急行として戻ってきました。なお、各線の万博ラッピング車のうち、この1009Fのみ車内広告が特別仕様となっています。

 

1431列車 普通雲雀丘花屋敷行き

 

「くまのがっこう」HM編成の9001Fは、SDGsの1013Fと同様に、梅田から折り返し普通としてやってきました。この編成の宝塚方HMは、信号作業員になった3頭のジャッキーの兄(おそらくマックス、トフィー、ベルナルド)が描かれています。

ここで京都線の編成の動向を確認してみたところ、ちょうどくまのがっこうHMの編成が梅田方面に向かっていることがわかったのですが、十三~南方間の踏切まで移動するには少し時間が足りなさそうなので、宝塚線の撮影対象を一巡して戻ってくるまで待つことにしました。そして・・・

 

1438列車 普通大阪梅田行き

 

「SDGsトレイン」の1013Fと、

 

1440列車 普通大阪梅田行き

 

「くまのがっこう」HM編成の9001Fをともに再撮影でしっかりといただきました。

そして、ようやく京都線の沿線へ移動。前述した十三~南方間の「宮操筋」踏切でスタンバイします。

 

1300系1310F

1572列車 普通北千里行き

 

まず、1300系の北千里行きを撮影後・・・

 

5300系5300F

1573列車 普通大阪梅田行き

 

5300系トップナンバー編成の梅田行き普通が来ました。登場50周年記念のHMは外されましたが、併せて再現された旧社章はそのまま残っています。

 

9300系9307F

15013列車 特急大阪梅田行き

 

7月から運行開始となる阪急初の座席指定車「プライベース」ですが、9300系にも6編成にこの車両が組み込まれるため、現行編成の8連特急は今のうちに記録しておくことが得策かもしれません。

 

5300系5302F

14035列車 準急大阪梅田行き

 

5300系では5300Fと5302Fの2本のみとなるリニューアル編成、本日は立て続けに2本が走っていました。

 

9300系9300F 「20th Anniversary」ヘッドマーク付き

15020列車 特急京都河原町行き

 

20周年記念HM装着の9300系トップナンバー編成が通過。この少し前に梅田方面に回送で通過しており、昨日は昼間は車庫でお休みしていました。

そして、続いて「くまのがっこう」HM編成が姿を見せました。

 

9300系9302F 「くまのがっこう」ヘッドマーク付き

15015列車 特急大阪梅田行き

 

京都線のHM編成は9302Fが選ばれました。なお、各線ともHMのベースにはそれぞれのイメージカラーが採用されています。

 

1300系1313F 大阪・関西万博

1575列車 普通大阪梅田行き

 

京都線の万博ラッピング編成が登場後・・・

 

7300系7325F+8300系8311F

15017列車 特急大阪梅田行き

 

今年に入ってリニューアルが完了した7325F+8311Fの8連が通過。梅田方2両目の7455は運転台撤去の上、7955に改番されています。なお、リニューアルメニューは各系列のものに従ったもののため、7325Fと8311Fでは仕様が少々異なっています。ちなみに、昨日は昼間時間帯の特急運用に入っていました。

 

16012列車 特急京都河原町行き

 

「くまのがっこう」HM編成の9302Fが梅田から折り返してきたので、京都方HMも捕獲し、これで全編成の両サイドをコンプリート。こちら側は保線員になったジャッキーの3頭の兄(おそらくウーリー、ヘルマン、レイ)が描かれています。なお、駅係員になった残りの2頭の兄(おそらくディッキーとアントン)はHMには登場していません。

この時点で午後4時を回っていましたが、日が長くなってきたこともあり、堺筋線直通運用に入っている京都線の「SDGsトレイン」が狙えそうなので、相川~正雀間にある踏切に向かいました。

 

8300系8300F Memorial8300

16015列車 特急大阪梅田行き

 

8300系トップナンバーである「Memorial 8300」、昨日は9300系のスジで終日本線特急運用に入っていました。9300系に検査入場やプライベース車を組み込んでの試運転が続いて必要編成が不足しているため、最近は一般車による代走が必ず発生しています。

 

1300系1305F SDGsトレイン

3161列車 準急天下茶屋行き

 

続いてやってきた京都線の「SDGsトレイン」、編成は1305Fが選ばれました。デザインは3線で共通です。なお、この日撮影できなかった神戸線編成は1011Fが選ばれており、2年ぶりに「SDGsトレイン」として復活しています。

この後は・・・

 

16019列車 特急大阪梅田行き

 

HM付き9300系トップナンバーと、

 

7000系7006F 京とれいん雅洛

161列車 快速特急大阪梅田行き

 

検査明け後は初となった「京とれいん雅洛」を撮影しました。

最後は、ここまで来たら正雀車庫が近いということで、敷地外の道路から車庫内の車両を撮影してみました。

 

7300系7323F+7321F ※京都側先頭車差し替え作業中

 

2+6の8連となっている7300系7323Fですが、京都方先頭車の7401が7452に差し替えられており、現在運用復帰に向けての工事が進められています。

 

7300系7451

 

7300系の増結2連だった編成はすべて解体されてバラ車両になっています。7452は前述したとおり7323Fに組み込まれましたが、残りの5両は差し替えられた7401や長期休車中だった7851とともに工事が行われており、引き続き動向が注目されます。

 

2300系 (上)2361 (下)2358,2360,2361

 

こちらは9300系に組み込まれる「プライベース」車両たち。全車が2300系として製造されており、車番は2356~2361となっています。落成済みの2300Fのプライベース車である2350と同一の仕様ですが、ブレーキ装置などは9300系に合わせたものとなっています。2361は先行して9306Fに組み込まれて試運転を実施済みで、現在は9304Fに2359が組み込まれて試運転が行われています。まだ試運転が行われていない残りの4両も今後試運転が行われるとみられます。なお、最終的には2300系が編成単位で落成すればそちらに組み込まれることになります。

 

2300系2300F

 

そして、先頭部分のアップになりますが、2300系2300Fを初撮影。前面窓の形状が斜めになったほか、乗務員室が拡大され、これに伴い乗務員室後方の窓が廃止されました(この部分は立席スペースとなっています)。なお、プライベース車両の2350は大阪方から4両目に連結されます。現在は7月の運行開始に向け、平日に試運転が実施されています。

 

旧2300系2301+2352

 

2016年に廃車となり、正雀車庫に保存されている旧2300系のトップナンバー編成。他の保存車両たちはすべて検修庫内に入っていますが、この2両のみ屋外で保管されています。今年になって車体と床下機器の再塗装が行われ、美しい姿を取り戻しました。なお、構内のみですが自走可能な状態となっており、時折移動のため走行するシーンが見られるほか、車両の新造・工事完成時に行われる誘導障害試験ではこの編成が使用されています。

 

5100系5102F

 

最後は、正雀で長期休車となっている5102Fの5131号。運用を離脱して5年近くになりますが、塗装褪せが目立つものの、それほど劣化している感じは受けません。現在も時折パンタグラフを上げて通電を行っており、工事作業員の控車として使用されることもあります。