今回は昨日に続き、
「成績の伸びない子」
の特徴についてお話しますね。
「成績の伸びる子」と「伸びない子」というのは指導している
当初からわかっていて、指導していても
「ああ、この子は伸びるなあ」
とか
「この子はまだ伸びないだろうなぁ」
というの感じながらやっています。
「伸びる子」には、本人に
「きっと成績が上がるからこのままがんばって。」
と言うことが多いです。
一方、「このやり方じゃ成績伸びないよなぁ」という子どもの特徴は
「心のあり方」にあります。
ですが、今回はそれを横において
「勉強のやり方」
についてのお話をしますね。
以前から勉強時間の中身には
「インプットの時間」と「アウトプットの時間」
というのが必ず必要と言ってきました。
その2つがバランスよく勉強時間に入っていないと
成績は伸びません。
以前にも書いていますが、もう一度復習の意味で書きますと
「インプットの時間」
本を読んで理解してたり、授業を受けて解き方を学んだりする時間。
また、覚えるのに暗記する時間です。
「アウトプットの時間」
学んだことを実際にテストで結果を出せるかどうか、
問題を解いたり、テストをしたりする時間
この2つです。
で成績が伸びない子の場合には、
勉強時間にこの2つどちらかの時間が入っていないか、
少ないです。
例えば私の経験でというと、
子どもが一人で勉強しているときは、
ノートに目を通したり、本を読んだりししています。
また、ノートのまとめたりしていますが、
それが身についているかを確認することはありません。
(「アウトプットの時間」がない)
このタイプの子は、
「勉強をスタートしたばかりの中1」
「中2でも勉強のやり方がわからない子」
がよく陥ります。当然テストの前でも
「これでテストは大丈夫だ」
という確信のないままテストに向かいます。
当然テストもよくて「60点」とか「70点」
どまりです。
今度は親が中心となって「子どもが勉強をさせられている子」
の場合
その場合は「アウトプット」に偏りがちです。
それは子どもに
「この問題集をやっておきなさい」
という指示が子どもに出しやすいというのもあります。
親が子どもの勉強に口出す場合は、
「音読しておきなさい」
「ノートにまとめておきなさい」
ということはあまりありません。
ですが、
「問題集を解かせる」
というはあまり成績の良くない子の場合は、
もともとすインプットが少ないので、
中々問題が解けません。
だから、最初に「インプット」してある
程度入れてあげる必要があります。
(成績の振るわない子が勉強に集中できないのは、
インプットが少ないので解けない・・・という理由も
あるのです。これは何度も確認済みです)
成績が伸びないときは、この
「インプットの時間」
「アウトプットの時間」
のバランスを見てください。
実際の
「インプット」と
「アウトプット」
の時間のバランスについては、
次に書きますね。