さて今回の内容は
「成績の上がらない子の特徴」
についてお話をしますね。
私は毎年毎年受験生と接して授業をやっていると
「成績の良い子」
と「
成績の上がらない子」(成績の振るわない子)
にはその行動に明らかに違う大きな特徴があります。
もちろん、
「勉強をする」
「勉強しない」
ということもありますが、それ以前に
「物事を身につけるためにやらないといけないことがわかっていない」
のが「成績の上がらない子」の特徴です。
その1番の特徴は
「真似(まね)をしない」
です。私も20年以上いろいろな業界の教育に携わってやっていると
「物事を身につける一番の方法」
を知っています。
それは、
「一番効率の良い方法を真似する」
ことです。それは「仕事」でもそうですし、習い事でもそうです。
もっといえばビジネスの世界でも成功者の
「考え方=思考パターン」
を真似すると成功できます。
(付き合う人を変わると「収入」が変わるのもこのため」
ですが、
「成績の上がらない子」
「成績の振るわない子」
は真似(まね)をしようしません。
例えば、数学の授業で私は黒板に解き方を一通り説明して、
今度は生徒に問題を解かせます。
そして、生徒の解いている姿を見てみると、
<成績の良い子>
解き方を真似してそのままやっている
<成績の上がらない子・振るわない子>
説明した解き方ではなく、途中で式を省略したり、
自分勝手に解いたりしています。
思わず
「さっき説明したのに・・・」
と言ってしまいます(笑)
本当に些細なことですが、結構これが大きいです。
成績を上げたかったら
「まずは真似すること」
です。それも
「もっとも効率のよい方法を真似すること」
です。それが一番の近道です。
実は私の場合は塾で使用している解き方であっても、
別の解き方の方が効率がよければそちらを採用しています。
だから、私の中では指導している方法は
「一番の効率の良い方法」
となります。また、授業中、生徒が使っていて、
私より効率の良い方法だと即採用です(笑)
駄洒落(ダジャレ)でもです。
そして、何年もそういうことをやって、
効率の良い方法を見つけているのです。
だから、
「真似するのが一番良い」
のです。
まずは、
「例題」「模範解答」
を真似していきましょう。
真似できないのならまずは、
解き方を写しましょう。
例えば、ステップでいうとこんな感じです。
----------------------------------------
今まで習っていないところなら・・・
【ステップ1】
まずは例題を見てみる
【ステップ2】
解答・解説を読む
【ステップ3】
解き方を口に出しながら写す
【ステップ4】
実際に自分で解いてみる
-----------------------------------------
です。
これを丁寧(ていねい)にやることです。
でこれって結構大切ですね。
こういう基本的なことをきっちりやっていくと
成績は上がっていきます。
何でもそうですが、
「凡時徹底(ぼんじてってい)」
です。平凡も続ければ非凡になります。