一旦終了します | 成績110番

成績110番

子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

今日は朝からすごい雨ですね。
朝は息子を学校に送って、
また近くのジョイフルで2時間ほど仕事しました。

家でもできるのですが、
私の部屋は結構暑いので、考え事をするときは、
ジョイフルや図書館の方がはかどりますね。

さて、

実は、今

WEB教材

「すらら」

の無料体験の最後の告知を行っています。
今回で一旦無料体験は終了しますので、
ご興味のある方は、以下からお申し込みくださいね。
9月5日(月)で削除します。

詳しくはこちら です。


今回の内容は、

「苦手科目は取れるところから取ろう」

という話です。

 最近は間違った指導をしていませんが、
家庭教師をやったときはよく間違った指導をしていました。

具体的にはどんな指導かというと、

「勉強が嫌いな子に苦手科目からのスタート」
「苦手科目なのにさらに苦手分野からスタート」

などです。以前にも書いていますが、

「得意科目や勉強が好きな子の指導」



「苦手科目や勉強の嫌いな子の指導」

では指導方法は明らかに違っています。

なぜ違うのかというと

「勉強に対するストレスが違うから」

です。

 実際に私もそうですが、苦手なことに関しては
やる前から課題に負けています(笑)

「あー面倒くさい」
「何かわからなさそう」
「あー嫌だ・・・」

など。こういうときは、

「苦手」だから「やらない」
「やらない」だから「わからなくなる」
「わからなくなる」から余計に「苦手意識を持つ」

という完全な負のスパイラルなっています。

ですが、

「やせないといけない」

と思って必死でやるとたいしたことがないことが多いのです。

それと同様に「苦手」と思っていても、
実際に真剣にやりはじめると意外と簡単に
得点が上がったりします。

だから、「苦手科目」については、

「ストレスを下げてまずは取り組むこと」

です。あるいは

「ストレスを取り組ませること」

です。生徒を指導していて思いますが、

「『苦手』『できない』と思っていることの
 ほとんどが自分の思い込み」

です。

例えばこんなことはよくあります。

A君

 数学 50点 <<ここに注目
 英語 20点
 国語 30点
 理科 25点
 社会 30点

で、数学が一番できているので、
「数学は得意」と思っています。

だから、勉強しているのはいつも「数学」から・・

一方、

B君

 数学 70点 <<ここに注目
 英語 90点
 国語 85点
 理科 87点
 社会 91点

と数学の得点を見るとB君の得点は、
A君より20点も上ですが、
他の科目より低いので

「数学は苦手」と思っているので、
いつも勉強では後回し・・・。

「苦手」「できない」というのはどちらかというと
主観的なことです。

だから、まずは

「とにかく苦手科目克服をスタート」

させることです。

で具体的にはどうすのかというと
私の指導方法では(科目にもよりますが・・)

「まずは確実にできるところ」
「苦手なところでもまだマシなところ」

からスタートします。

実際にこんなことはよくあります。
数学が苦手な子で、
中2の生徒が数学の問題で質問が来ます。

「連立方程式の文章題がわからない」

と。それで以前の私だったら、

「連立方程式の文章題」からスタートです。

「ますば、図を書いて・・・」
「次に何を文字におくのか決めて・・・む

と。結果は

 「今回のテストは計算ミスして出来なかった」
 「ミスで15点も落としたら。これができていたら・・」

とまるで「ミスによる失点は本当の実力じゃない」
感じの内容です。

そして、毎回これを繰り返します。

「今回のテストは計算ミスして失敗した」

で、本当はどういった指導をすればいいのかというと
まずは、

「連立方程式の文章題の前に、
 連立方程式の計算を固める」

というが正しいやり方です。
実際に成績の振るわない子ほど、

「先に先に進もう」

という傾向があります。つまり、【復習】が弱いのです。
だから、

 「できそうなところをまずは固めて、
  得点を上げて自信をつけさせる」

のです。