自動車の免許vs国語の成績 | 成績110番

成績110番

子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

国語限らず、成績の振るわない子に共通しているということがあります。
逆に、成績の良い子にも共通しています。

テクニック的な話ではありませんが、
かなり重要な話ですから真剣に聞いてくださいね。

 私が家庭教師や、個別で指導していて、
いつも

「大変だな・・・」

と思うのは何だと思いますか?

「できない子を教える?」
「わからないことをわかるように教える?」

実はそんなことではないんですね。
もっと、もっと本質的なことです。

 それは、

「できないという思い込み」
「やっても無理という思い込み」

なんですね。
 実は私には理解できないんです(笑)

というのは、

「物事はきっちり手順を踏めばできるようになる」

と私は思っているからです。

 もちろん、出来具合は人によって違うでしょうが、

「きちっとやりさえすれば、今よりできるようになる」

のです。

 実際に

 「志望校に合格するかどうかはわからない。
  でも、今より成績は上がる」

と子どもにも言っています。

確かに指導を担当する子は大抵は、

「成績の振るわない子」

が多いです。できないのは当然なんですが、

「ずっとできない」

と思い込んでいるんです。

 だから、指導していてもでてくるセリフは、

「やってもムダ」
「国語の成績は上がるの?」
「国語はセンス。俺センスないからな・・・」

なんてことをブツブツ言いながらやるんです。

それで、私が一番やらないといけない仕事が
この

「【できない】という思いをぶっ壊すこと」

です。

 実はこれが大変なんですね。

成績の振るわない子は、

「できない」

という思い込みが強すぎるんですね。

 
これは国語に限ったことではありません。
すべての科目に共通しています。

 できない子は指導しているときから
行動や言葉の端々に

 「できない」
 「無理」
 「やっても同じ」

というオーラを出しまくっています(笑)。

 だから、いつまでたってもできないまま。
それと私は毎回戦ったいるわけです。

「できないというけど、できない根拠は何?」
「そんな言葉を遣うからダメだよ」

「そうそうできるようになってきた」
「今の質問はいいね」

なんて・・・叱ったり、励ましたり。

 そして、少しずつ

「できない。でも、ひょっとしたら・・・できるかも」
「できないけど、少しやってみよかな・・・」

と少しずつだけれど、子どもが変化していきます。
 
 それを毎回毎回繰り返すんですね。
そして、問題を解かせて結果を出して変えていく・・

ですね。そして、できるようにしていく。

実際に「できない」と思っているだけで、
「できること」はたくさんあります。

こんな話があります。

小さいお子さんを持つ主婦の方が、
家内と一緒に免許を三重の実家のあるこちらで
自動車免許をとったそうです。

そこそこ苦労して家内と同じ自動車学校で免許をとったのです。

それで、免許がとれたのでご主人のいる名古屋に戻ったのですが、
こちらは田舎なので片側一車線で、自動車もあまり通らない。

一方、名古屋に戻ったら片道3車線で自動車もたくさん走っている。
たから怖くて、近所周りを少し運転するだけで終わっていたそうです。

ところが・・・・

ある日突然子どもが熱を出したのです。
ですがご主人は仕事でいない。

で救急車を呼ぶにも家には自動車があるので、
怖いながらも三車線の道を通って病院までいったそうです。

家内あとにメールできていましたが

「あれだけ怖かった三車線の道も今で普通に走っています」

という内容が・・・。

実は本当に

「ほとんどのことは思い込みでできないと思っている」

だけなんですね。まずはこの

「できない」
「上がらない」

思いこみをどうやって変えていくのかお話しますね。

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