おはようございます。
連日、不安定な天候にもかかわらず、多くの方にご参拝いただき、ありがたく感じておりますm(_ _)m
本日も午前中は、本堂にて法要があるため『猫入り涅槃図』の拝観は午後からとなります。
どうぞご了承くださいませm(_ _)m
暦を見ると本日3月24日は、旧暦の2月15日にあたり『旧暦の涅槃の日』となります。
また、明日3月25日は満月となります。
明日まで御開帳中の『猫入り涅槃図』は、お釈迦さまが亡くなられた(入滅・涅槃)の時の様子が描かれています。
時期は2月15日の満月の日で、頭を北に、お顔を西に向けて亡くなられたと伝わります。(頭北面西右脇臥)
お釈迦さまの入滅がインド暦の第2の月である『ヴァイシャーカの満月の日』とされたので2月15日の満月の日となりました。
場所は、インドのクシナガラ、跋提河(ばつだいが)という川の側にある沙羅木々の中で涅槃に入られたと伝わります。
ちなみに沙羅の木は、東西南北に2本ずつ8本あり、相対する沙羅の木ということから『沙羅双樹』と表記されるようになりました。
沙羅の木は、お釈迦さまが入滅された際に、季節外れの花を咲かせ、4本が枯れ真っ白くなり、残りの4本が逆に青々と茂ったとされています。(四枯四栄)
また、枯れて白くなった沙羅の木が、林に佇む白鶴のようだったので『鶴林』と称するようになりました。
インドの沙羅の花は、薄緑色ですが、枯れて白くなった沙羅から白い花が連想され、日本においては沙羅双樹の花の色は『白』と考えられています。
現代においては、葬儀の際の別れのお花入れで、白い沙羅の花に見立てて『白菊』を添える風習があります。
《猫入り涅槃図○御開帳》
開帳期間・3月25日まで
拝観時間・午前9時〜午後5時まで
拝観場所・清瀧寺本堂
駐車場・約20台
写真撮影・フラッシュ無しで可。
御朱印・猫の絵が入った限定御朱印
《注意事項》
本日の午前中は、法要のため拝観が難しくなります。
どうぞご了承くださいませm(_ _)m
お時間があれば、涅槃図の絵解き(説明・解説)を行なっております。
また、拝観料はいただいておりませんので、お気軽に御参拝くださいませ(^人^)