ども。久しぶりのドイツ旅行記です。
今回は、電車の乗り方や切符の買い方の話をします!
※あくまで星流の経験に基づいたお話です。間違っている部分あるかも。実際に行く人は、ちゃんとしたガイドブックで勉強してね!
(アクリルカードと背景を同時に撮るのめちゃくちゃ難しかった(汗))
【切符の買い方、使い方】
まず言っておきたいこと。
ドイツには「改札機」がない。
何も田舎の話ではなく、ベルリンのような大都会でも改札機はありません。
代わりに、時々車内に一般人に扮した検札担当者が乗っていて、突然「Show ticket」などと言って回り始めます。後ろに座ってたおばちゃんが急に検札始めたりしてビビる。
日本人的には「人件費もったいなくない?」と思うのですが、改札機を駅に設置する方がコストがかかるそうで。
話を戻します。
改札機がないので、乗客はそのままホームに行くことができます。
大抵はホームに券売機があって、そこで切符を買います。
そして、忘れちゃいけないのが乗車前の日付の印字!
ホームや電車内にある、小さい郵便ポストみたいな機械に切符を入れて、ガチャンと日付を刻印させます。
(刻印機の写真撮ってくれば良かったな、反省)
なぜこれが必要かというと、ドイツの切符は購入時点では効力がないのです。
日付の刻印をすることで、その日有効の切符として使えるようになるのです。(つまり、買ったけど使わなかった、という切符を後日使うこともできる)
この概念も日本人にはなかなか分かりづらいのですが、とりあえず「切符は使う前にガチャンする機械に入れろ!」って覚えとけば良いです(雑!)
これをやらないと無賃乗車になってしまうので要注意(*_*)(刻印なしで使えたら、何回でも使いまわしできちゃいますからね……)
【切符を安く買うコツ】
前のアプリ紹介の記事で「ドイツの電車の料金体系は複雑」という話をしました。
長距離の電車に乗る場合はアプリで買うことをオススメします。
短距離のローカル線に乗る時は、券売機や窓口で切符を買うことになります。
☆複数人で動く時は、とりあえずグループチケットがないか探す
ドイツの公共交通機関には、大抵「グループチケット(Gruppentageskarte)」があります。
2~5人くらいのグループで一緒に行動することを条件としている切符です。グループで1枚のチケットを共有します。
2人の場合は個別に買った方が安いこともありますが、3人以上ならまず間違いなくグループチケットがお得です。
日本人には馴染みのない切符の形態なので最初は戸惑いますが、慣れてくると個別に買ったり管理したりする手間が省けて便利です。
☆特定地域内だけで使える切符がある
【長距離列車の乗り方】
ドイツ国内を長距離移動する時には、日本でいう新幹線や特急のような電車に乗ることになります。
一番早いICEとか、特急相当のREとか色々種類があるのですが……説明が面倒なので、知りたい人は『地球の歩き方』とか読んで←
ちなみに星流の両親はアルファベットの名称が次々出てきて混乱していました(笑)
ICEとかREとか言ってるときょとんとされるので、星流も最終的に「はい、新幹線乗るよ!」(ICE)、「次は赤い特急乗る」(RE)などと言ってました(笑)
新幹線……もといICEの写真。
☆席の予約
長距離列車によっては、追加料金を払うことで席を予約することができます。
日本のように「指定席」「自由席」が分かれているわけではなく、全部「自由席」で、その席が予約で埋まっていく、という感じ。
席の番号のところに名前が表示されていれば予約席です。
ですので、名前の表示がない席は自由席として座れます。
星流の旅では一度も予約をしたことがありません。それでも家族まとまって座れます。
通勤ラッシュの時間帯には予約で埋まることもあるらしいので、ラッシュ時に乗りたいときは予約した方が安心かもしれません。
☆乗り方
長距離列車のホームに行くと、電光掲示板に表示が出ています。
/拡大!\
右に表示されているA~Gまでの記号と電車の図は、止まる位置と、1等車・2等車・食堂車の車両順を表しています。
ホームには下の写真のようにアルファベットの看板が出ていて、電光掲示板の表示と対応しています。
例えば写真の13:28発のフランクフルト中央駅行きの2等車に乗りたければ、DかEの看板付近で待っていればOK。
【時間通りに電車が来るとは限らない】
というか、数分遅れでアナウンスする日本の方がまれです。
ドイツの場合、10分くらい遅れてもアナウンスはありません。
一度、乗ろうとしていた特急が運休になったことがあったのですが、それすら15分ほど過ぎてからアナウンスが一回流れただけでした(苦笑)
日本ではきめ細かなご案内が当たり前になってるけど、それは世界の常識ではないんだな、ということを実感します。
外国では、時間に余裕をもって行動し、多少の遅延は気にしない鷹揚な心で乗りましょう(笑)
以上、ドイツの電車事情でした!
次からは、街の写真と共に旅行の様子をお届けしたいと思います!